◇◆◇日々のみ言葉
2024年12月7日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙12章25節~27節】
12:25 それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いにいたわり合うためです。
12:26 もし一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。
12:27 あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:25 それは、体全体の中で分裂することがなく、お互いにいたわり合うためである。
12:26 それで、体の一つの箇所が苦しめば、ほかのすべての箇所も一緒に苦しみ、一つの箇所が重んじられれば、ほかのすべての箇所も一緒に喜ぶのである。
12:27 あなたがたは、キリストの体である教会の一員である。』
パウロは、ローマ人への手紙において、このように勧めています。
『喜ぶ者と一緒に喜び、泣く者と一緒に泣きなさい。(ローマ12:15)』と。
これが教会なのです。教会こそ、「愛の共同体」であると、故尾山先生は常々言われました。
教会こそ、この世における「神の御国」のひな形であり、また主イエスの御からだの一部でもあるのです。
それぞれに、異なる賜物が与えられています。異なる使命が与えられています。しかし、それでいて、聖霊様による一致がもたらされているのです。
もし、教会の中において「裁きあい」が始まったとしたら、もはやそこは教会ではなく、この世の組織と何ら変わらなくなってしまうでしょう。
それだからこそ、主イエス様は、弟子たちに新しい戒め(命令)を与えられたのです。
『「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたが私の弟子であることを、すべての人が認めるのです。」(ヨハネ13:34~13:35)』と。》