◇◆◇日々のみ言葉
2024年12月12日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙12章31節】
12:31 あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。また私は、さらにまさる道を示してあげましょう。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:31 あなたがたは、これらの霊的賜物の中で、より優れたものを熱心に求めなさい。また、これらの霊的賜物が生かされる道を教えてあげよう。それは、次のものである。』
今日で、第Ⅰコリント人への手紙は12章最後となります。明日からは、最も有名な13章に入って行きます。
さて、多くのリベラルな教会、またはバプテスト系の教会においては、御霊の賜物、あるいは霊的賜物を否定して来ました。その根拠となるのが、今日の箇所なのです。
この後、13章においては「愛」についてパウロは語って行きます。教会式結婚式において、常に語られるみ言葉へと続いて行くのです。
新改訳では、「さらにまさる道を示してあげましょう」となっており、霊的賜物よりも「愛」がいかに大切なのかを教えることになるのですが、それだからと言って霊的賜物が不必要であるはずがありません。
いや、むしろクリスチャンが生きて行く為には、御霊の賜物、霊的賜物が絶対に必要なのです。
聖霊様の力なくしては、愛を与えることは出来ません。なぜなら、疲れ果ててしまうからです。何と多くの牧師が燃え尽き症候群になっていることでしょう。アメリカでは、20%以上の牧師が鬱病と聞いています。
私が属した最初の教会においては、礼拝に出席するたびに、元気になるどころか、どんどん疲れ果てて行きました。当たり前です。聖霊様を否定する教派だったからです。
もちろん、今もオーバーワークすれば、疲れます。しかし、聖霊様との交わりによって、再び上から元気と力が注がれるのです。
助け主、慰め主なる聖霊様の助けなくしては、私たちクリスチャンはこの世において、生き生きと活動することは不可能なのです。》