◇◆◇日々のみ言葉
2024年12月15日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙13章3節】
13:3 また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『13:3 また、たとい私の全財産を貧しい人たちにあげるほど慈善の行為をし、また、殉教するほどの熱心さがあっても、愛がなければ、全く無駄である。』
ある時、一人の青年が主イエス様に会い、願ったことがありました。
『「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」
「なぜ、良いことについて、私に尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちにはいりたいと思うなら、戒めを守りなさい。」
「どの戒めですか。」
「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証をしてはならない。父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」
「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」
「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、私について来なさい。」
ところが、青年はこの言葉を聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。(マタイ19:16~19:22抜粋)』
私は、この青年こそ、サウロであると考えています。もちろん、学者の中にも、それを唱える者もいます。
実際に、パウロは、持っていた多くの財産を、かつての自分が、牢獄にいれたり、あるいは処刑したりした人の遺族に分け与えたのではないでしょうか。
そして、ここに「殉教(現代訳)」という言葉が出てきます。ここからも、彼は預言者であったことが分かります。パウロは、紀元65年から68年頃に、ローマにおいて殉教するのです。》