◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月4日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙14章5節~6節】
14:5 私はあなたがたがみな異言を話すことを望んでいますが、それよりも、あなたがたが預言することを望みます。もし異言を話す者がその解き明かしをして教会の徳を高めるのでないなら、異言を語る者よりも、預言する者のほうがまさっています。
14:6 ですから、兄弟たち。私があなたがたのところへ行って異言を話すとしても、黙示や知識や預言や教えなどによって話さないなら、あなたがたに何の益となるでしょう。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:5 私は、あなたがたが特別な言葉で語ってもよいと思うが、それ以上に、預言してほしいと思う。もし特別な言葉で語っても、それが何のことか説明できないなら、教会のためにはならないから、むしろ預言する者の方がはるかに良いわけである。
14:6 信者の皆さん。私があなたがたの所へ行って、特別な言葉で話し、皆に分かる言葉で神の真理を話さなかったら、あなたがたの為にはならないだろう。』
コリント教会は、聖霊の賜物が豊かに注がれた教会であったと伝えられています。しかし、その為に、大きな混乱があったことも事実です。
それゆえ、パウロは、「悲しみの手紙」を書き送り、それでも教会の秩序が保たれないゆえに、第Ⅰコリントの手紙が書かれたわけです。
コリント教会の人々は、赴くままに、異言で話し、祈っていたことが分かります。まさしく、未信者にしたら、彼らは気が触れているしか思えなかったに違いありません。
御霊(聖霊)は、教会に秩序をもたらすものなのです。そこで、パウロは、教会員が自制出来ないのなら、異言ではなく預言を語ることを勧めています。
また、異言をする者は、それぞれが順番に行ない、解き明かしをする者も順番に行ないなさいということでもあるのです。》