◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月11日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙14章18節~19節】
14:18 私は、あなたがたのだれよりも多くの異言を話すことを神に感謝していますが、
14:19 教会では、異言で一万語話すよりは、ほかの人を教えるために、私の知性を用いて五つの言葉を話したいのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:18 私は、あなたがたよりも多く、特別な言葉を語ることができることを感謝しているが、
14:19 教会では、特別な言葉をたくさん話すよりも、わずかでも人々の分かる言葉で神の御心をを話したい。』
この言葉を初めて読んだ時、私は驚いたのです。パウロは確かに、様々な言語を話せたことは間違いありません。この時代、多くの人々は、数カ国語を自由に操れたと言われています。それゆえ、パウロは「五つの言葉を話したい」と言うのですから驚いたのです。
しかし、当時の公用語はギリシャ語です。よって、ギリシャ語が読み書き出来さえすれば、ローマ帝国内を自由に歩き回れたことは間違いありません。
つまり、パウロが話した異言とは、意味のない言葉ではなく、紛れもなく、どこかの国の言葉、すなわち外国語であったに違いないということです。
あるカリスマ派の集会において、単純な言葉を繰り返して、異言と言って語る場合がありますが、どうやらそれとは違うようなのです。異言にも本物と偽物があるのではないでしょうか。その判断は聖霊様が教えて下さると思っています。》