◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月19日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙14章32節~35節】
14:32 預言者たちの霊は預言者たちに服従するものなのです。
14:33 それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。聖徒たちのすべての教会で行なわれているように、
14:34 教会では、妻たちは黙っていなさい。彼らは語ることを許されていません。律法も言うように、服従しなさい。
14:35 もし何かを学びたければ、家で自分の夫に尋ねなさい。教会で語ることは、妻にとってはふさわしくないことです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:32 神のみ心について語ることの出来る人は、自分の番がくるまで、自制して待つことが出来るはずである。
14:33 神が無秩序のお方ではなく、平和と秩序のお方である。神のすべての教会で行なわれているように、
14:34 女は教会では、集会中、話をしないようにしなさい。彼女たちの語ることは、よくない。旧約聖書の創世記でも、女は従属的地位を占めることが教えられている。
14:35 もし何か聞きたいことがあれば、家へ帰って、自分の夫に聞きなさい。教会で女が語ることは、ふさわしくないからである。』
32節は、新改訳では、全く意味不明ですが、現代訳は、前後の文脈から判断して、意訳しています。つまり、預言は代わりばんこにしなさい、と言う意味なのです。
ここで、パウロは、再三にわたって、神様が秩序を重んじることを述べています。
そして、次に教会における女性の立場について、あるいは妻の立場について言及しています。当時のユダヤ社会は、典型的な男性社会でありました。女性や妻の地位は、かなり低いもので、また認められてはいなかったのです。
ここから、当時の文化の背景や、文化の違いが分かるというものです。私たちクリスチャンは、もちろんみ言葉から、当時を参考にはしますが、それをそのまま、現在の教会に当てはめることは、慎重な態度が必要とされると思われます。》