◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月20日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙14章36節~38節】
14:36 神の言葉は、あなたがたのところから出たのでしょうか。あるいはまた、あなたがたにだけ伝わったのでしょうか。
14:37 自分を預言者、あるいは、御霊の人と思う者は、私があなたがたに書くことが主の命令であることを認めなさい。
14:38 もしそれを認めないなら、その人は認められません。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:36 一体神の言葉は、あなたがたから始まったのか。それとも、あなたがただけに届いたのか。神の言葉が、ユダヤ人から始まった以上、彼らの習慣に従うのは、当然ではないか。
14:37 もし自分は、神のみ心を話すことのできる者であるとか、御霊の神によって特別な霊的賜物が与えられていると思っているなら、私が今書いていることを、主からの命令だと思いなさい。
14:38 もしそう思えない人がいれば、その人は神が決して特別な霊的賜物を与えられた人でも何でもない。』》
この箇所は、非常に難しい箇所でもあります。新改訳では、言葉が足りず、あるいは省略されていて、意味が不明です。
それゆえに、現代訳においては、多くの言葉を追加して、パウロが伝えたい真理を分かりやすく説明しています。
パウロが、言いたいことは、ある程度はユダヤ人の慣習を認めなさい、ということだと思われます。そして、パウロが書き記した、この手紙は、主の命令でもあることを受け入れなさい、と言うことなのです。
また、もし受け入れないとしたら、その人は、御霊をいただいた人でも何でもないと、かなり強い口調で訴えています。
なぜならパウロは、真剣に彼らの為に祈り、そして御霊によって、この手紙をしたためたからです。》