◇◆◇日々のみ言葉
2025年2月10日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章29節】
15:29 もしこうでなかったら、死者のゆえにバプテスマを受ける人たちは、何のためにそうするのですか。もし、死者は決してよみがえらないのなら、なぜその人たちは、死者のゆえにバプテスマを受けるのですか。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『15:29ところで、死人のためにバプテスマを受けるというあの奇妙な習慣は、何を表わしているのだろうか。この世の人たちでさえ、死人が復活することを信じているから、そういう習慣があるのではないか。』
この「死者のゆえにバプテスマを受ける」、あるいは、「死人のためにバプテスマを受ける」ということは、様々な解釈がなされています。
その一つは、生前救われることを望んでいた人の為に、親族や友人が代わりにバプテスマを受けることであり、二つ目は、家族や友人の救いを祈りつつ、死んだ信者の意思を尊重し、故人を喜ばせる為にバプテスマを受けることであり、そして三つ目は、バプテスマを殉教の比喩的表現と取り、殉教の死によって死者の中に加えられることを指していると言われています。以上の他にも多くの説がありますが、いずれとも決定しがたいと言われています。
ともかく、当時のコリント教会では、そのような不可思議なことが、行なわれていたことは事実であったようです。》