◇◆◇日々のみ言葉
2025年4月16日(水)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙4章1節~2節】
4:1 こういうわけで、私たちは、あわれみを受けてこの務めに任じられているのですから、勇気を失うことなく、
4:2 恥ずべき隠された事を捨て、悪巧みに歩まず、神の言葉を曲げず、真理を明らかにし、神の御前で自分自身をすべての人の良心に推薦しています。
◎ショートメッセージ
《今日から、4章に入ります。現代訳を掲載いたします。
『4:1 このように、私たちは神のあわれみによってこの働きをしているのだから、決して落胆などしない。
4:2 恥ずかしい隠れたやり方を捨て去り、悪賢いやり方をせず、神の言葉を曲げないで、神の御前に真理をはっきりと語っている。このようにしていることは、すべての人がよく知っていることだと思う。』
パウロは、「私たち」と言っていますが、パウロとシラス、そしてテモテとテトスのことを指しています。福音を伝える働きは、まさしく「神様のあわれみ」のなにものでもないことでしょう。特に、パウロに取っては、真に当てはまると思います。
かつては、主イエスに対して迫害者であったサウロが、正反対に変えられて、今度は「主イエス・キリストの福音」を伝える者となったのですから。
また、「恥ずかしい隠れたやり方」や、「悪賢いやり方」とは、パリサイ派の律法学者たちが行なっていたことを指しています。彼らは、やもめを食い物にしていたことを、主イエスは明らかにされました。
福音は、そのままで力があるのです。聞く人を説得したり、また議論によって打ち負かしたりするものではないのです。
そして、「真理」とは、主イエス・キリストこそがメシア(救い主)であることです。私たちの罪の身代わりとして十字架に掛かって死んで下さったことであり、三日目によみがえられたことなのです。》