◇◆◇日々のみ言葉
2025年5月11日(日)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙5章13節】
5:13 もし私たちが気が狂っているとすれば、それはただ神のためであり、もし正気であるとすれば、それはただあなたがたのためです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『5:13 こんなことを言うと、私は気が変になっていると思うかもしれない。以前にもそんなことを言った人がいた。しかし、そう思うなら思うがよい。私は神のためには気が変になったと言われてもよい。しかし、もし正気なら、それはあなたがたのために言っているのである。』
パウロは、おそらく当時のエルサレムにおいて、最も博学な者であり、なおかつ、若くしてユダヤ最高議会の議員でもあったと思われます。まさしく、天才と狂人は紙一重と言った所です。
その者を、主イエス・キリストは「異邦人の使徒」としてお選びになられました。かつての迫害者は、最も優れた伝道師となり、新約聖書の半分を執筆することになって行くのです。
パリサイ人や律法学者たちから見れば、紛れもなく「狂人」ですが、異邦人の信者たちに取っては、救いに導く道しるべであったのです。パウロがいたからこそ、この異国の日本にも「福音」が伝えられてのですから。》