◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月16日(月)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙8章10節~11節】
8:10 この献金のことについて、私の意見を述べましょう。それはあなたがたの益になることだからです。あなたがたは、このことを昨年から、他に先んじて行なっただけでなく、このことを他に先んじて願った人たちです。
8:11 ですから、今、それをし遂げなさい。喜んでしようと思ったのですから、持っている物で、それをし遂げることができるはずです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『8:10 この献金のことについて、少し私の意見を述べようと思う。それはきっとあなたがたにとって役立つことと思う。あなたがたは、この献金については、昨年からすでにしていたし、エルサレムのクリスチャンたちを助けようと言い出した人たちである。
8:11 だから、今それをやり遂げるべきだと思う。持っているものの中から、ささげたらよい。』
この箇所から、エルサレム教会支援献金の働きは、昨年からのことであったことが分かります。しかも、すでに昨年にも献金を行なったことが書かれています。
よって、使徒パウロによるエルサレム教会支援献金の願い(要請)は、二度目であることが分かります。
こうなりますと、「またか」と思った人々もいたのではないでしょうか。現在の教会における実際問題として、献金につまずくクリスチャンも存在することは事実なのです。
例えば、毎礼拝において、献金の勧めばかりが強調されたとしたら、誰であっても、嫌気がさすことは、無理はないとさえ思われるのです。
しかし、使徒パウロは言います。「持っているものの中から、ささげたらよい。」と。
つまり、無理する必要はないのです。各々が出来る範囲で、喜んですれば良いのです。ただし「十分の一献金」は別です。いや、「十分の一献金」ではなく、「十分の一返金」と言った方が良いのかも知れません。
クリスチャンは、これはすべきです。もっとはっきりと言うならば、した方がよいのです。主イエス様もそのことを望んでおられるからです。》