• 日々のみ言葉 2025年6月17日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年6月17日(火)

    ◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙8章12節~13節】
    8:12 もし熱意があるならば、持たない物によってではなく、持っている程度に応じて、それは受納されるのです。
    8:13 私はこのことによって、他の人々には楽をさせ、あなたがたには苦労をさせようとしているのではなく、平等を図っているのです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『8:12 熱意があるなら、いくらささげたいかは問題ではない。神は持っていないものまでささげよとは言わない。
    8:13 私は、この献金をあなたがたにさせて、あなたがたに犠牲を払わせておいて、エルサレムのクリスチャンに楽をさせようとしているのではない。皆が苦楽を分け合うことを願っている。』

    ところで、使徒の働きに書き記されています、預言者アガポによる「世界的大飢饉」は、紀元46年に起こりました。
    そして、この手紙が執筆されたのは、紀元55年から56年の頃と言われています。とするならば、10年前の飢饉の影響ではないと考えられます。
    しかし、そうであっても、エルサレム教会は本当に困っていたのです。この時には、まだローマ皇帝ネロの悪政は始まってはいません。むしろ称賛された善政時代なのです。クリスチャン迫害は、まだまだ先のことなのです。

    パウロが言う「熱意」とは、主にある兄弟姉妹に対する思いやりであり、ペンテコステの日に聖霊によって立て上げられたエルサレム教会に対する畏敬の念のことを指しています。
    そして、「苦楽を共にする」こととは、喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣くと言うことです。主イエスを信じる者たちが分かち合うことによって、未信者である異邦人たちに、神様の愛を示すことにもなるのです。》

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