◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月20日(金)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙8章16節~17節】
8:16 私があなたがたのことを思うのと同じ熱心を、テトスの心にも与えてくださった神に感謝します。
8:17 彼は私の勧めを受け入れ、非常な熱意をもって、自分から進んであなたがたのところに行こうとしています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『8:16 テトスも同じようにあなたがたのことを思っているが、そのようにしてくださった神に感謝する。
8:17 彼は私の勧めに喜んで応じてくれたばかりでなく、自分からも進んであなたがたの所に行きたいと言っている。』
テトスとは、パウロの4つの手紙、すなわち、第Ⅱコリント人への手紙、ガラテヤ人への手紙、第Ⅱテモテへの手紙、テトスへ手紙のから知り得るのみで、使徒の働きには一切言及がありません。ギリシヤ人であることは間違いなく、パウロによって救いに導かれました。
また、パウロとバルナバに連れられてエルサレムを訪問した時、ユダヤ人の兄弟たちから、テトスに対して割礼を求める動きがありましたが、結局割礼を強いられなかったと言うことがありました。テトスは、いわば信仰義認の生き証人とも言われています。
このことから、テトス自身は、エルサレム教会に対して、あまり良い印象を持っていなかったことは間違いないことだと思われます。
しかし、そのテトスに、エルサレム教会への献金の思いを与えて下さったことに対して、パウロは神様に感謝しているということです。
そして、テトス自身が、この働きの為に、コリント教会に行こうとしているのです。献金を預かって、エルサレムに届けるためだと思われます。》