◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月21日(土)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙8章18節~19節】
8:18 また私たちは、テトスと一緒に、ひとりの兄弟を送ります。この人は、福音の働きによって、すべての教会で称賛されていますが、
8:19 そればかりでなく、彼は、この恵みのわざに携わっている私たちに同伴するよう諸教会の任命を受けたのです。私たちがこの働きをしているのは、主ご自身の栄光の為、また、私たちの誠意を示す為にほかなりません。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『8:18 また、私たちはテトスのほかに、もう一人の人を送りたいと思っている。この人は、福音を宣べ伝える者として、どの教会でも評判の良い人である。
8:19 それに、彼はこの献金をエルサレム教会に持って行くように、諸教会から推薦された人である。私たちがこの献金の働きに携わっているのは、第一に主があがめられる為であり、また、必要としている人々を助ける愛の奉仕をする為であり、そして、キリストを信じる者が一つであるということを現実のものとする為である。』
パウロは、テトスのほかに、もう一人の人をコリント教会に送ることを考えているとのことです。これが誰であるのかは、分かっていません。学者によりますと、医者ルカ、バルナバ、トロピモなどの名前が挙げられています。
テトスは、コリント教会からの献金を受け取って、エルサレムに向かうことになります。おそらく、かなりの大金を運ぶことになりますと、当然一人では危険ですし、仲間が必要なことは言うまでもないことです。
「この人は、福音を宣べ伝える者として、どの教会でも評判の良い人である。それに、彼はこの献金をエルサレム教会に持って行くように、諸教会から推薦された人である。」
ことから、エルサレム教会、またコリント教会にも知られている人物となります。そうしますと、「慰めの子」とも言われた、バルナバではないかと私は考えています。》