◇◆◇日々のみ言葉
2025年7月24日(木)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章4節】
11:4 というわけは、ある人が来て、私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいはあなたがたが、前に受けたことのない異なった霊を受けたり、受け入れたことのない異なった福音を受けたりするときも、あなたがたはみごとにこらえているからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『11:4 こんなことを私が言うのは、偽教師が来て、本当の福音とは別のものを宣べ伝えたり、神の御霊ではない妙な霊を受けるようにと勧めたり、救われもしない教えを語ったりすると、それをすぐ受け入れ、信じてしまったからである。』
これほど、新改訳と現代訳では違った解釈も珍しいかと思われます。新改訳では、別のイエスや異なった霊や、異なった福音を受けた時に、それをみごとに忍耐しこらえた、と取っていますが、現代訳では、そうではなく真逆で、偽教師が来て欺され、別の福音、御霊ではない別の霊、そして救いのない教えを受け入れてしまった、となっています。
今から二千年ほど前にも、何と偽教師が存在していたことに、まずは驚きです。とは言いましても、本物はただ一つなのです。あとは、すべて偽物であって、間違いなく悪魔と悪霊の仕業です。私たちの霊的敵である悪魔と悪霊は、選民をもだまそうとしています。
耳当たりの良い教えに飛びついてはいけません。特に「繁栄の法則」などは、まさに偽物です。
それは、「種をたくさん蒔くほどに、収穫が増える」というものです。つまり、沢山献金すれば、その10倍のものが戻って来ると言うわけです。私たちも以前に欺されたことがありますので、そう言えるのです。唯一の権威は「聖書」だけなのです。》