◇◆◇日々のみ言葉
2025年8月9日(土)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章24節~25節】
11:24 ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、
11:25 むちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海上を漂ったこともあります。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『11:24 ユダヤ人から三十九回むちで打たれたことが五度、
11:25 異邦人から鉛を着けたむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海を漂ったこともあった。』
昨日の聖書箇所である11章23節において、「むち打たれたことは数えきれず」とパウロは書き記していますが、ここには、ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、そして、おそらくローマ人からむちで打たれたことが三度、合計八度となる数を覚えていたことが分かります。そして、極めつけは、何と言いましても「石で打たれたことが一度」と言う箇所です。
最初の殉教者である、ステパノが最高議会における裁判の時に、サウロはその場に同席していました。そして、ステパノの聖霊に満ちた、力強いメッセージをも耳にしたのです。そのメッセージが終わると同時に、議会は動きます。
使徒の働きによりますと、
『「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。
「主イエスよ。私の霊をお受け下さい。」
そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。
「主よ。この罪を彼らに負わせないで下さい。」こう言って、眠りについた。(使徒7:56~7:60抜粋)』と書かれています。
また、使徒の働き8章1節には、
『サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。(使徒8:1)』ことが書かれています。この時、サウロはステパノが「石打の刑」によって殉教する場面を目撃したのです。
そして何と、パウロとして、今度は自分自身が、同じ「石打の刑」を受けることになったのです。この時、パウロはステパノが受けた痛みを経験することになり、間違いなく死んだのです。
彼の魂と霊は、第三の天にまで引き上げられます。そして、そこで主イエスとじかにお会いするのです。主ご自身から、多くの奥義を直接に伝授され、奇跡的に、復活することになります。明日も同じ箇所です。》