• 日々のみ言葉 2025年8月10日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年8月10日(日)

    ◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章24節~25節】
    11:24 ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、
    11:25 むちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海上を漂ったこともあります。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載いたします。
    『11:24 ユダヤ人から三十九回むちで打たれたことが五度、
    11:25 異邦人から鉛を着けたむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海を漂ったこともあった。』

    主イエスも、十字架にかけられる直前に、ローマ総督ポンテオ・ピラトによって、むち打ちの刑を受けられたのです。マルコの福音書によりますと、
    『それで、ピラトは群衆のきげんをとろうと思い、バラバを釈放した。そして、イエスをむち打って後、十字架につけるようにと引き渡した。(マルコ15:15)』と書いてあります。
    ローマ人兵士によるむち打ちは、ユダヤ人が三十九回と決めていた数よりも、はるかに多くむち打ったと伝えられています。しかも、そのむちの先には、獣の骨や、鉛の歯がつけられていました。
    主イエスは、石大工であり、強靱な体を持っていたと伝えられていますが、むち打たれた後の背中は、ぼろぼろであり、血と肉片が飛び散り、背骨が見えていたとも伝えられています。その体で、ご自身が掛けられる十字架の柱をゴルゴタの丘まで運んで行くのですから、途中で力尽きたことは当然でした。

    最も、その為に、クレテ人シモンが代わりに十字架を担ぐと言う恵みに預かることになります。
    このむち打ちを、パウロは八度も経験したことになります。しかも、ローマ人によるむち打ちを三度もです。この手紙を書き記した頃のパウロの体は、もうボロボロであったに違いないのです。それでも、彼は前を見て進むのです。明日も同じ箇所からです。》

Comments are closed.