• 日々の御言葉 2025年10月17日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年10月17日(金)

    ◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章28節~30節】
    2:28 そこで、私は大急ぎで彼を送ります。あなたがたが彼に再び会って喜び、私も心配が少なくなるためです。
    2:29 ですから、喜びにあふれて、主にあって、彼を迎えて下さい。また、彼のような人々には尊敬を払いなさい。
    2:30 なぜなら、彼は、キリストの仕事のために、いのちの危険を冒して死ぬばかりになったからです。彼は私に対して、あなたがたが私に仕えることのできなかった分を果たそうとしたのです。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度となりますが、現代訳を掲載いたします。
    『2:28 だから、私はますます彼を送り出したいと思っている。それは、あなたがたが彼と再会して喜び、私もあなたがたのことで心配が減るようになるためである。
    2:29 こういうわけで、どうか喜びにあふれ、主を信じる者として、彼を暖かく迎えてあげてほしい。また、彼のような人は尊ばなければいけない。
    2:30 彼は、私に対して、あなたがたが出来なかった奉仕の分を補うために、命懸けでやってくれ、キリストの働きの為に死にそうな目に遭ったのである。』

    この聖書箇所では、「喜び」が二箇所出てきます。昨日は一つ目の喜びについて考えて見ました。今日は、29節の「喜びにあふれて」について、共に考えて見たいと思います。
    パウロは、「喜びにあふれて、主にあって、彼を迎えて下さい」と願っています。そして次には、「また、彼のような人々には尊敬を払いなさい」とも勧めています。
    この時、エパフロデトが何歳であったのかは分かりませんが、おそらくまだ三十歳未満であったと考えられます。
    なぜなら、ユダヤ人の社会では、「ラビ」すなわち教える者は、数え三十歳を過ぎなければ、その資格が認められていなかったからです。
    また、パウロは、カイザルの裁判を待機している状況であって、ピリピには行くことが出来ませんでした。それゆえ、パウロの名代として、エパフロデトを遣わすことが、この手紙を通して伝えられたのです。
    自分のようにエパフロデトを迎え入れて欲しい、と言うのがパウロの願いなのです。また、エパフロデトが本当に、死を覚悟したことが明らかにされています。
    しかし、これ以上パウロを落胆させない為にも、主イエスが、エパフロデトをいやして下さったことは間違いないことです。明日も同じ箇所からとなります。》

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