• 日々のみ言葉 2015年11月18日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2015年11月18日(水)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書8章12節~13節】

    8:12イエスは、心の中で深く嘆息して、こう言われた。「なぜ、今の時代はしるしを求めるのか。まことに、あなたがたに告げます。今の時代には、しるしは絶対に与えられません。」
    8:13 イエスは彼らを離れて、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。

    ◎ショートメッセージ

    《『パリサイ人たちがやって来て、イエスに議論をしかけ、天からのしるしを求めた。イエスをためそうとしたのである。(マルコの福音書8:11)』

     マタイは、平行記事として、こう書き記している。

    『パリサイ人やサドカイ人たちがみそばに寄って来て、イエスをためそうとして、天からのしるしを見せてくださいと頼んだ。
     しかし、イエスは彼らに答えて言われた。「あなたがたは、夕方には、『夕焼けだから晴れる。』と言うし、朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ。』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。しかし、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」そう言って、イエスは彼らを残して去って行かれた。(マタイの福音書16:1~16:4)』

     マタイによると、パリサイ人だけでなく、そこにはサドカイ人もいたと言う。サドカイ人とは、おもに祭司たちのことである。
     そして何と、主イエスのお答えが、全く違うのである。これは、マルコが書き記した主イエスのお言葉が、この前か、あるいは後に続くように思われる。と言うことは、主イエスのお答えは、マタイとマルコの福音書における記述を、両方併せたものであったと考えると、つじつまが合うことになる。

     さて、主イエスのお答えである。

     まず主イエスは、心の中で深く嘆息をされた。
    これは何を意味するのであろうか。主は、旧約聖書の預言を思いだされたのである。
     それは、エゼキエルの預言である。

    『「人の子よ。あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは反逆の家だから、見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない。
     人の子よ。あなたは捕囚のための荷物を整え、彼らの見ている前で、昼のうちに移れ。彼らの見ている前で、今いる所から他の所へ移れ。もしかしたら、彼らに自分たちが反逆の家であることがわかるかもしれない。あなたは、自分の荷物を昼のうちに彼らの見ている前で、捕囚のための荷物のようにして持ち出し、捕囚に行く人々のように、彼らの見ている前で、夕方、出て行け。彼らの見ている前で、あなたは壁に穴をあけ、そこから出て行け。彼らの見ている前で、あなたは荷物を肩に負い、暗いうちに出て行き、顔をおおって地を見るな。わたしがあなたをイスラエルの家のためにしるしとしたからだ。」(エゼキエル書12:2~12:6)

     そして言われた。
    「なぜ、今の時代はしるしを求めるのか。まことに、あなたがたに告げます。今の時代には、しるしは絶対に与えられません。」

     もちろん、主は、ご自身が神の御子であるしるしとしての奇蹟を、多く行なわれた。大勢の人々の病をいやされた。多くのわざわいをもいやされた。悪霊を追い出した。目が見えない者を見えるようにされた。耳が聞こえない者を、聞こえるようにされ、口がきけるようにされた。そして、男の人の数で言えば、「五千人」あるいは「四千人」の人々に、多くの食べ物を与えられ、満腹にもさせた。
     そればかりではない。ヤイロの一人娘の場合のように、死人をも生き返らせた。

     それらの御業を知っていながら、見ていながら、パリサイ人やサドカイ人たちや律法学者たちは、主イエスを信じることが出来なかったのである。

     サドカイ人やパリサイ人や律法学者たちが、主イエスに求めている「天からのしるし」とは、天から火が降って来ることである。
     そうだ。偉大な預言者エリヤが行なったしるしなのだ。

     しかし、主イエスは、「今の時代には、与えられない。」と言われた。今回の学びで、大きな真理は、「今の時代」とは、主イエスのおられた時代を指す。
     つまり、やがてこのしるしが、奇蹟が、天からのしるしが見られる時が来ることをも暗示している。

     それは何時か。それは「終わりの時代」である。
     黙示録に書かれている「二人の証人」によって、大艱難時代に、三年半年の間に、このしるしが見られることをも、主イエスの語られた言葉の中には含まれているのだ。

    『それから、わたしがわたしのふたりの証人に許すと、彼らは荒布を着て千二百六十日の間預言する。」彼らは全地の主の御前にある二本のオリーブの木、また二つの燭台である。
     彼らに害を加えようとする者があれば、火が彼らの口から出て、敵を滅ぼし尽くす。彼らに害を加えようとする者があれば、必ずこのように殺される。
    この人たちは、預言をしている期間は雨が降らないように天を閉じる力を持っており、また、水を血に変え、そのうえ、思うままに、何度でも、あらゆる災害をもって地を打つ力を持っている。(ヨハネによる黙示録11:3~11:6)』

     主は、パリサイ人たちに答えられると、またすぐに舟に乗って、彼らから去って行かれた。このことも、エゼキエル書12章の預言の成就とも言える。》

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