◇◆◇日々のみ言葉
2025年11月6日(木)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙4章2節】
4:2 ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致して下さい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『4:2 私は二人の婦人ユウオデヤとスントケに勧めたい。主を信じる者として、どうか心を一つにしてほしい。』
ここに突然二人の女性の名前が登場します。
「ユウオデヤ」とは、ギリシャ語の名前で「良い香り」と言う意味です。また「スントケ」もギリシャ語の名前で、「幸運、愛想が良い、偶然の一致、成功」という意味です。
ピリピの教会は初めから女性の信者が多く、影響力が強かったと言われています。ユウオデヤとスントケは中でも有力な婦人たちで、女性執事であったと考えられています。また、この二人がどのようなことで争っていたのかは、不明となっています。
使徒の働きには、パウロ一行が、初めてピリピを訪れた時の状況が書かれています。
『それからピリピに行ったが、ここはマケドニヤのこの地方第一の町で、植民都市であった。私たちはこの町に幾日か滞在した。安息日に、私たちは町の門を出て、祈り場があると思われた川岸に行き、そこに腰をおろして、集まった女たちに話した。(使徒16:12~16:13)』と。
この女たちの中に、テアテラ市の紫布の商人で、神を敬う、ルデヤと言う女性がいたのです。そして、おそらく集まった女たちの中に、ユウオデヤとスントケがいたことは十分に考えられます。教会は一致を保つ必要があるのです。》