◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月19日(金)
◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙2章7節~9節】
2:7 それどころか、ペテロが割礼を受けた者への福音をゆだねられているように、私が割礼を受けない者への福音をゆだねられていることを理解してくれました。
2:8 ペテロにみわざをなして、割礼を受けた者への使徒となさった方が、私にもみわざをなして、異邦人への使徒として下さったのです。
2:9 そして、私に与えられたこの恵みを認め、柱として重んじられているヤコブとケパとヨハネが、私とバルナバに、交わりのしるしとして右手を差し伸べました。それは、私たちが異邦人の所へ行き、彼らが割礼を受けた人々の所へ行くためです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:7 それでも、彼らは、神がペテロに対して、ユダヤ人に福音を宣べ伝える任務を与えられたように、
2:8 私には、神がユダヤ人以外の人たちに福音を宣べ伝える任務を与えられたことを認めてくれ、
2:9 特に教会の中心的指導者であるヤコブとペテロとヨハネは、私とバルナバに握手して、私たちの働きを祝福してくれたのである。』
ここでは、現代訳は、かなり言葉を割愛して訳されています。特に、7節、8節、9節は、新改訳では、それぞれが完結した文書となっていますが、現代訳は、3つの節を一つの文書として、つなげて訳されています。
まず、ここから分かることは、エルサレム教会において、その中心として用いられた主の弟ヤコブと十二弟子のペテロとヨハネが、パウロとバルナバを快く迎え入れたことです。また、異邦人の使徒としても認め、その働きを理解してくれたことです。
おそらく、このことがあったからこそ、後に、何回か、献金を持って、パウロは、エルサレム教会を訪れることになるのです。
この時、パウロがシモン・ペテロに会うのは、おそらく3回目ではないでしょうか。また、バルナバは、伝承では、主イエスが新たに選ばれた六十人の弟子たちの一人であったと伝えられています。
となりますと、バルナバとペテロはすでに顔見知りであり、親しい仲間であったとも考えられるのです。
神様は、このように、不思議なつながりを大切になさるようです。》