◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月20日(土)
◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙2章10節】
2:10 ただ私たちが貧しい人たちをいつも顧みるようにとのことでしたが、そのことなら私も大いに努めて来たところです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:10 彼らは、特に貧しい人たちへの援助を忘れないようにと付け加えていたが、そのようなことは、私たちが今までも大いにやってきていることであった。』
当時のユダヤ人たちは、皆が手に何かの職を持っていました。ユダヤの最高議会サンヘドリンの議員たちも、議会から給料をもらうのではなく、自ら働いていたのです。
まさしく、今の日本の議員たちとは大違いです。例えば、ニコデモは、エルサレムの神学校の校長の仕事の他に、井戸掘りの仕事をしていたとも伝えられています。
使徒パウロも、両親からの仕事を受け継ぎ、天幕職人として働いていました。特に、一度故郷のキリキアのタルソ(天幕作りの町でもあった)に戻った時に、仕事をしながら、旧約聖書を調べていたと言われています。
その後、アンテオケの教会に加えられてからは、かなりの蓄えがあったことが考えられます。その余裕があったからこそ、彼は貧しい人たちを顧みることが出来たと思われます。》