◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月21日(日)
◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙2章11節~12節】
2:11 ところが、ケパがアンテオケに来たとき、彼に非難すべきことがあったので、私は面と向かって抗議しました。
2:12 なぜなら、彼は、ある人々がヤコブの所から来る前は異邦人と一緒に食事をしていたのに、その人々が来ると、割礼派の人々を恐れて、だんだんと異邦人から身を引き、離れて行ったからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:11 ところが、ペテロがアンテオケに来た時、私は彼に非難すべきことがあったので、面と向かって彼をなじったことがあった。
2:12 彼は、最初のうちはユダヤ人でない人たちと一緒に食事をしていたのに、エルサレムのヤコブの所からユダヤ人が何人か来ると、その人たちから何かを言われることを恐れ、彼らと一緒に食事をしなくなった。』
シモン・ペテロは、生粋のユダヤ人です。彼は、主イエスの十二弟子に選ばれた時も、ユダヤ人としての慣習に従っていました。そのペテロが、いつから異邦人と食事をするようになったのでしょうか。それが、ヨッパでの出来事であったわけです。
使徒の働きには、
『ペテロは祈りをするために屋上に上った。昼の十二時頃であった。すると彼は非常に空腹を覚え、食事をしたくなった。ところが、食事の用意がされている間に、彼はうっとりと夢ごこちになった。
見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
そして、彼に、「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」という声が聞こえた。しかしペテロは言った。「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」すると、再び声があって、彼にこう言った。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」こんなことが三回あって後、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。(使徒10:9~10:16抜粋)』と書かれています。
この幻によって、シモン・ペテロは、異邦人と食事を共にする決心をすることになります。すなわち、豚肉を食べることになるのです。明日も同じ箇所からとなります。》