◇◆◇日々のみ言葉
2025年11月12日(水)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙4章6節~7節】
4:6 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
4:7 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
◎ショートメッセージ
《今回は昨日の箇所も含めて一緒に考えて見ましょう。現代訳を掲載いたします。
『4:6 何も思い煩ってはいけない。思い煩うことがあれば、どんなことでも、それを聞いて下さる神に、感謝の心を持って、申し上げるがよい。
4:7 そうすれば、私たちの常識を超えた神の平安が、キリスト・イエスによって、あまたがたの心と思いを守って下さる。』
「何も思い煩ってはいけない」、とパウロは言っていますが、これは勧めではなく命令形が使われています。
なぜ、パウロはそう言えるのでしょうか。それは、私たちのことを、常に思っていて下さるお方がおられるからです。
しかし、私たち人間は、どうしても思い煩う者なのです。自分一人で解決出来ることなら、思い煩わずにすむのですが、大概、思い煩うことは、自分一人の力ではどうすることも出来ないことばかりなのです。
パウロは勧めています。
「思い煩うことがあれば、どんなことでも、それを聞いて下さる神に、感謝の心を持って、申し上げるがよい。」と。
幸い、私たちには、どんなことでも申し上げることができる、最大の助け人が与えられています。それが、全知全能の創造主なる神様なのです。
そして、神様に申し上げますと、私たちの常識を超えた神の平安が、主イエス様によって与えられると言うのです。そして、私たちの心と思いを守って下さると言うのです。
「思い煩い」の反意語は「平安」です。
今のあなたは、主イエス様の平安に満たされていますか。もし、そうでないとしたら、神様に申し上げようではないですか。
思い煩うことを、神様に委ねましょう。委ねることとは、その思い煩うことを、完全に主に明け渡し、手放すことなのです。》