◇◆◇日々のみ言葉
2016年3月15日(火)
◎聖書箇所 【マルコの福音書12章25節】
12:25「人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。」
◎ショートメッセージ
《また、復活はないと主張していたサドカイ人たちが、主イエス様の所に来て、主イエス様を陥れる為に、やって来ました。サドカイ人とは、「サドカイ派」に属する人々で、多くの場合、名門家庭の出身で祭司であり、上流階級を築いていた人々です。当然、ユダヤ最高議会であるサンヘドリン議員から遣わされて来たのです。
律法学者であったパリサイ派は、復活や奇蹟を信じていましたが、サドカイ派は復活を信じてはいませんでした。
その彼らが、信じていない復活問題にからんで、質問して来たのです。
「先生。さて七人の兄弟がいました。長男が妻をめとりましたが、子を残さないで死にました。そこで次男がその女を妻にしたところ、やはり子を残さずに死にました。三男も同様でした。こうして、七人とも子を残しませんでした。最後に、女も死にました。復活の際、彼らがよみがえるとき、その女はだれの妻なのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのですが。」
主イエス様は彼らに言われました。
「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからではありませんか。」
そして、次に言われた言葉が、本日の聖書箇所です。
「人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。」
これは、大変なことを、すごいことを主イエス様は教えられているのです。
「復活」を信じていないサドカイ派の祭司たちに、「復活」が本当にあることを、奥義を彼らに話しているのです。
使徒パウロはこう言っています。
『もし、死者がよみがえらないのなら、キリストもよみがえらなかったでしょう。そして、もしキリストがよみがえらなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお、自分の罪の中にいるのです。
そうだったら、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったのです。もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。
すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。しかし、おのおのにその順番があります。まず初穂であるキリスト、次にキリストの再臨のときキリストに属している者です。(第一コリント15:16~15:23)』
主イエス様は蘇られました。復活されたのです。これは真実であり、事実なのです。》