• 日々のみ言葉 2016年3月16日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年3月16日(水)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書12章25節】

    12:25「人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。」

    ◎ショートメッセージ

    《サドカイ人たち、主イエス様に、悪意のある質問をしてきました。

    「先生。さて七人の兄弟がいました。長男が妻をめとりましたが、子を残さないで死にました。そこで次男がその女を妻にしたところ、やはり子を残さずに死にました。三男も同様でした。こうして、七人とも子を残しませんでした。最後に、女も死にました。復活の際、彼らがよみがえるとき、その女はだれの妻なのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのですが。」

     主イエス様は彼らに答えました。
    「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからではありませんか。人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。」

     本日の聖書箇所は、昨日と同じで、主イエス様が言われたことを、学んで行きます。

     結婚は神様が定められた制度です。しかし、もしこの世における結婚関係が御国においても続くとしたら、どうでしょうか。サドカイ人は、そのような見解で質問しているのです。御国においては、いったい誰の妻になるのか?と。
     それゆえ、「そんな思い違いをしているのは聖書を知らないから」、と主イエス様は言われたのです。

     使徒パウロは、こう言っています。これが、旧約聖書を熟知しているパウロの見解です。
    『妻は夫が生きている間は夫に縛られています。しかし、もし夫が死んだなら、自分の願う人と結婚する自由があります。ただ主にあってのみ、そうなのです。(第一コリント7:39)』

     このことから、結婚関係は、この世だけであることが分かるのです。

     結婚の制度は、子孫を残すために必要なものでした。それは、命をつなげて行くことであり、もし子孫がいなければ人間はやがて滅びてしまうからです。しかし、天の御国においては、誰もが主イエス様の十字架の贖いにより、「永遠のいのち」が与えられています。よって子孫を産んで、残して、命をつなげて行く必要がないからです。

     また主イエス様が、「天の御使いたちのようです」と言われたことは、すごい真理を教えておられます。

     どういうことかと言いますと、御使い(天使)の数も、そして堕落して悪魔・悪霊になった者たちの数も、増えてもおらず、減ってもいないと言うことです。すなわち御使いの数は、創造の初めから変わっていないことを指し示します。

     天から突き落とされた悪魔と悪霊の数は、全御使いの三分の一であり、ガブリエルとミカエル率いる天の軍勢は、三分の二が残されています。
     クリスチャンを守る御使いたちの数は、悪魔と悪霊の倍以上なのです。
     これだけでも頼もしいではありせんか。
     そればかりではありません。私たちには、創造主なる聖霊様が、共にいてくださるのです。》

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