◇◆◇日々のみ言葉
2016年3月18日(金)
◎聖書箇所 【マルコの福音書12章27節】
12:27 「神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。あなたがたはたいへんな思い違いをしています。」
◎ショートメッセージ
《主イエス様は、サドカイ人たちに言われました。
「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからではありませんか。人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。それに、死人がよみがえることについては、モーセの書にある柴の個所で、神がモーセにどう語られたか、あなたがたは読んだことがないのですか。『わたしは、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』とあります。」
その続きに言われたことが、今日の聖書箇所となります。
「神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。」
短い言葉ですが、この言葉は、真理を、奥義を語っておられます。
「死ぬ」と言うことは、どういうことでしょうか。
日本の多くの人々は、心臓が止まったその時、何もかもなくなってしまう、すなわち自分自身が消えてしまうと思っています。確かに、肉体は滅びます。死体を火葬すれば、僅かな骨だけになってしまうでしょう。「土」で造られたものは、「土」にかえるのです。
しかし神様は、私たち人間を、ご自身の形のように、神の形に似せられて創造されたと聖書は言うのです。神様は霊ですから、私たちも霊的存在なのです。この霊こそが、本当の私でありあなたなのです。そしてこの霊は魂を持っています。魂を持った霊が、肉体と言う家に住んでいるのです。
肉体の死とは、その住まいが、家が壊れたことを指すのです。
そして霊は不滅です。霊は永遠に生きるのです。
この霊である私たちは、肉体が滅びた後、すなわち心臓が停止し、人間としての活動をストップした時に、解き放たれるのです。そしてその後、その霊は、永遠に過ごす場所に行くことになります。
主イエス様を救い主として受け入れた人の霊は、永遠に住むことになる御国にへと上って行きます。主イエス様と共にです。あるいは天使が迎えに来てくれます。
しかし、生きている間に、主イエス様を受け入れなかった人の霊は、永遠の滅びに行くことになります。上には上らず、深い奥底に、地の底に降って行くのです。
『わたしは、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』
アブラハムもイサクもヤコブも、神様と共に生きているのです。なぜなら「義人は信仰によって生きる」からです。まさしく神様は、生きている者の神なのです。
そしてあなたが生きている間に、すなわち心臓が動いている間に、決心したことが、永遠を過ごす場所を決定します。天国は実在します。地獄も実在するのです。
心臓が止まってしまったら、もう手遅れなのです。その時には、主イエス様は、あなたを救うことが出来ないのです。
今から二千年ほど前に、主イエス様は、あなたを救うために生まれ、そして十字架に架かって死んでくださいました。この方を信じる者は、永遠に生きるのです。》