◇◆◇日々のみ言葉
2016年3月21日(月)
◎聖書箇所 【マルコの福音書12章30節】
12:30『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
◎ショートメッセージ
《『律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。(マタイの福音書12:28~12:29)』
主イエス様が引用なされたこのみ言葉は、申命記に書かれています。
『聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6:4~6:5)』》
しかし、良く見比べて見ますと、主イエス様の語られた言葉の方が、一つ多いことが分かると思います。
すなわち「思いを尽くし」が、加えられているのです。
「思いを尽くし」、私たちの思いは、何時もどこにあるのでしょうか。たいがい、様々な思い煩いが頭の脳裏をかすめてはいないでしょうか。すべての思いを神様に集中しているでしょうか。
「心を尽くして」、私たちの心の中には、聖霊様が住んでおられます。そうだとしたら、私たちの心は聖いはずです。清い心を、善い心をいつも持っているはずです。
「知性を尽くして」とは、考えることです。頭の中で自分と議論をすることです。あなたは、自分と自分で押し問答せずに、神様と議論しましょう。神様は答えて下さいます。
「力を尽くして」とは、体のことを表わします。本当に神様を喜んでいたとしたら、体も喜びを表現するはずです。また不安を抱いた体よりも、喜びを表わした体の方が、元気に、そして若返ります。
『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
つまりは、全身全霊を持って、神様を愛するのです。
「主を愛せよ。」この主とは誰でしょうか。もちろんイエス様です。私たちの救い主、イエス様を愛するのです。なぜなら、このお方が、十字架において愛を示してくださったからです。そればかりではありません。今もそして未来も、もちろん過去においてもイエス様は、私たちを、あなたを愛していて下さるのです。》