• 日々のみ言葉 2016年7月27日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年7月27日(水)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書16章1節~2節】
    16:1 さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。
    16:2 そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。

    ◎ショートメッセージ
    《「安息日」が終わったと言うことは、今で言いますと、午後6時になったと言うことです。イエス様が墓に納められてから24時間が経ちました。
     すると、エルサレムの店は、一斉に開店します。人々は、まだ明るいうちに必要な物を買うために殺到すると言うわけです。
     マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、どこで安息日を守ったのでしょうか。ガリラヤからイエス様のあとに付いて来た女たちの中には、ゼベタイの子の母がいたことを、マタイは書き記しています。ここからサロメこそ使徒ヤコブとヨハネの母であり、ゼベタイの妻であったことが分ります。
     ゼベタイは、ガリラヤ湖の網元をしていたと伝えられています。とすれば、かなり裕福であり、エルサレム市内に、祭りの巡礼時に宿泊する自分の家を持っていたことは、当然考えられます。
     マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤを含む女たち、そしてヨハネとペテロも、ゼベタイの家に泊まって、安息日を過ごしたはずです。
     
     さて安息日、すなわち土曜日が終わったのですから、すでに日曜日、すなわち週の初めの日になっていたのです。そこでマグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエス様のお体に油を塗りに行こうと思い、エルサレムの店で香料を買ったと言うわけです。その日は、そのまま家に戻って夜を過ごしたのです。

     そして空が少しずつ明るくなり始めた頃に、彼女たちはゼベタイの家を出て、イエス様が納められた墓に向かったのです。墓に着いた時に、ちょうど日が昇り始めました。

     この時、神様による大きな奇蹟が、すでに起こっていたのです。彼女たちが到着した時には、墓はもぬけのからだったのです。
     そうです。主イエス様は、よみがえられたのです。復活されたのです。

     イエス様は、何度も弟子たちに預言されました。

    『さて、一行は、エルサレムに上る途中にあった。イエスは先頭に立って歩いて行かれた。弟子たちは驚き、また、あとについて行く者たちは恐れを覚えた。するとイエスは再び十二弟子をそばに呼んで、ご自分に起ころうとしていることを、話し始められた。
    「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。彼らは、人の子を死刑に定め、そして、異邦人に引き渡します。すると彼らはあざけり、つばきをかけ、むち打ち、ついに殺します。しかし、人の子は三日の後に、よみがえります。」(マルコの福音書10:32~10:34)』

    『イエスは、弟子たちに言われた。「あなたがたはみな、つまずきます。『私が羊飼いを打つ。すると、羊は散り散りになる。』と書いてありますから。しかし私は、よみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。」(マルコの福音書14:27~14:28)』

     復活こそが、私たちクリスチャンの最大の希望です。主イエス様は、私たちの罪の身代わりとして十字架に掛かって下さいました。しかしそれで終わりではありません。よみがえられたのです。しかも今も生きておられるのです。この時、サタンの武器であった『死』は、完全に打ち破られたのです。》

Comments are closed.