◇◆◇日々のみ言葉
2016年8月27日(土)
◎聖書箇所 【ルカの福音書1章19節~20節】
1:19 御使いは答えて言った。「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。
1:20 ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、おしになって、ものが言えなくなります。私の言葉を信じなかったからです。私の言葉は、その時が来れば実現します。」
◎ショートメッセージ
《ザカリヤは、突然目の前に現われたのが、御使いであることを知りました。御使いは、ここで初めて自己紹介をします。
「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。」
「ガブリエル」とは、「神の人」あるいは「神はご自身を強い者として示された」と言う意味です。
聖書には、三人の御使いの名前が出てきます。
二人目は、クリスチャンを守る戦闘天使の長ミカエルです。ガブリエルとミカエルこそが、私たち主イエス様を信じる者の味方です。
天国に行って戻って来た者の中には、父なる神様の右の座には、聖書に書かれた通り、主イエス様が座しておられ、左の座には何とガブリエルが座っていることを証しています。もちろん真意は定かではありませんが。
そしてもう一人は堕落し、サタン(悪魔)となった、ルシファー(暁の明星)です。
さて、ザカリヤは、ガブリエルに託された神様の言葉を信じることが出来ず、その証拠としてのしるしを求めました。
「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」
ここで、ガブリエルがザカリヤに与えた「しるし」は、ザカリヤが求めていたようなものではないと、私は確信します。
おそらくザカリヤは、自分自身に起こるしるしではなく、何か他の現象、あるいは妻エリサベツに起こる現象を期待し、また想像していたに違いないと思うのです。
しかしガブリエルはこう言うのです。
「ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、おしになって、ものが言えなくなります。私の言葉を信じなかったからです。私の言葉は、その時が来れば実現します。」
神様のなさることは、本当にユニークなのです。またこれ以上ないと言えるほど、絶妙なタイミングと方法には、私はいつも驚きの念を隠せません。
このしるしは、ザカリヤに取ってだけでなく、他の人々に取っても、大いなる御わざの前兆として、しるしとなったに違いないのです。》