◇◆◇日々のみ言葉
2017年2月7日(火)
◎聖書箇所 【ルカの福音書6章45節】
6:45「良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話すからです。」
◎ショートメッセージ
《『「悪い実を結ぶ良い木はないし、良い実を結ぶ悪い木もありません。木はどれでも、その実によってわかるものです。いばらからいちじくは取れず、野ばらからぶどうを集めることはできません。」(ルカの福音書 6:43~6:44)』
昨日の聖書箇所の続きに言われたイエス様の言葉を、今日は学んで行きましょう。
良い木とは良い弟子を指し、悪い木とは悪い弟子を指すことを昨日は学びました。今日ここでイエス様が言われたことは、まさしくそのことを指しています。すなわち「木」とは、人であることをです。
さて、良い人と悪い人、その源は一体どこにあるのでしょうか。それは人の心にあると主イエス様は言われるのです。
イエス様が言われた「良い人」とは、一般的に言われている良い人ではなく、イエス様のみ言葉に従い歩む人を指しています。
そして「悪い人」と言うのは、イエス様がメシヤであることを知り、また主のみ言葉に触れたにもかかわらず、イエス様の教えに従おうとはせず、自分勝手に生きようとする人を指しているのです。
まさしく「良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出す。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話す。」と、主が言われた通りなのです。
神様は預言者エレミヤにこう言われました。
『人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。私、主が心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行ないの結ぶ実によって報いる。(エレミヤ書17:9~17:10)』
神様が言われたように、それこそが、人が生まれ持った罪の性質であり原罪なのです。
しかし主イエス様のみ言葉に留まり、従って歩む人は、良い実を結ぶます。その人の心は、み言葉に満ち溢れていますから、良いものしか、その人の口からは出てこないのです。
それとは反対に、その人の心が、この世の出来事や感心で一杯だったとしたら、その人の心には、この世の支配者が宿り、その人は悪いことを口に出すと言うのです。
その人の心に満ちているものが、その人を通して出て来ます。それだからこそ、私たちクリスチャンは、心を見張らなければならないのです。
そして常に、良いもので満たすよう心がけるべきです。聖書(み言葉)に親しみ、聖霊様と共に歩んで行けば、必ずその人は、良い実を実らすことが出来るのです。》