◇◆◇日々のみ言葉
2017年2月24日(金)
◎聖書箇所 【ルカの福音書7章16節~17節】
7:16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現われた。」とか、「神がその民を顧みてくださった。」などと言って、神をあがめた。
7:17 イエスについてこの話がユダヤ全土と回りの地方一帯に広まった。
◎ショートメッセージ
《「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」
すると、その死人が担がれていた棺の上で、むくっと起き上がりました。そして、ものを言い始めたのです。人々は、慌てて棺を降ろすと、死人に巻かれた布をほどき始めました。そしてついに死を象徴していた布は取り除かれ、イエス様は、生きているひとり息子を、その母親に返されたのです。
その光景を、最初から最後まで、十二使徒も弟子たちも女たちも、そして大ぜいの人々もその目で目撃したのです。何と、そこにバプテスマのヨハネの弟子たちもいたようなのです。
人々は恐れを抱き、神様をあがめたのでした。
「大預言者が私たちのうちに現われた。」
これは、かつてエリヤがツァレファテに行き、尽きぬ油と小麦粉によって生活を養ってもらったやもめのひとり息子を生き返らせたことを、ユダヤ人の人々は良く知っていたからです。
「神がその民を顧みてくださった。」
これは、その昔エジプトで奴隷として苦しみあえいでいたユダヤ人を、モーセを通して救い出されたことと同じように、ローマ帝国によって苦しみあえいでいるイスラエルの民の為に、神が救い主を遣わしてくださったことを言っているのです。
神様は、ご自分が選ばれた民を決してお忘れにはなりません。今現在も、多くのユダヤ人は、旧約聖書の世界に生きています。彼らは未だに「メシヤ」が来ることを待ち望んでいます。すでにイエス・キリストとして二千年以上も前に来て下さったにもかかわらず。
しかし彼らは、イエス様をメシヤとしては認めないのです。喜ばしいことに、ユダヤ人でありながら、主イエス様と出会い信じ救われ、クリスチャンになった人々がいます。 彼らは、自分たちを「メシヤニック・ジュー」と呼んでいます。聞いた所によりますと、その数は日本のクリスチャンの数(総人口の0.1%)とほぼ一致するそうです。
何と言うことでしょうか。公に伝道することが禁止されているイスラエルでさえ、日本のボーンアゲインクリスチャンと同じ数の、主にある兄弟姉妹が存在しているのです。
日本は宣教も伝道も自由な国です。しかしクリスチャンの人数は何十年も変わらないのです。増えもしませんが、いやむしろクリスチャンの老齢化が進んで、減少しているのが実情です。
イスラエルでは、年々増え続けているのにです。なぜ日本は、取り残されているのでしょうか。神様は日本をお忘れになられたのでしょうか。
いいえ。神様は、日本人を愛しておられます。必ずこの国を顧みてくださいます。イスラエルの人々を顧みてくださったように。
その時、日本に未だかつて起こったことのない、大リバイバルが訪れます。その時の為に、日頃から準備を整えて行きましょう。その時には、いそがしくなりますよ。》