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日々のみ言葉 2017年2月23日(木)
◇◆◇日々のみ言葉
2017年2月23日(木)
◎聖書箇所 【ルカの福音書7章16節】
7:16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現われた。」とか、「神がその民を顧みてくださった。」などと言って、神をあがめた。◎ショートメッセージ
《イエス様の後を多くの人々をがペナウムから追いかけて来ました。そしてイエス様がナインの町の門に近づかれると、門から葬儀の行列が出て来たのです。やもめとなった母親のひとり息子が、死んでかつぎ出されるところでした。イエス様はその母親を見てかわいそうに思われ、「泣かなくてもよい。」と言われ、そして近寄って棺に手をかけられ、かついでいた人たちを止めたのです。
「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」
すると、その死人が担がれていた棺の上で、むくっと起き上がったのです。人々は、慌てて棺を降ろすと、死人に巻かれたいた布をほどき始めました。そしてついに死を象徴していた布は取り除かれ、生きているひとり息子を、その母親に返されたのです。
その光景を、最初から最後まで、十二使徒も弟子たちも女たちも、そして大ぜいの人々も見たのです。自分の目で一部始終を見たのです。それゆえ人々は恐れを抱き、神様をあがめたのです。
「大預言者が私たちのうちに現われた。」
これはその昔、預言者エリヤがツァレファテへ行き、そこの未亡人によって生活の面倒を見てもらった後、そのひとり息子が死んでしまった時に、エリヤがその息子を生き返らせたことを思い出したのです。
第一列王記によりますと、
『すると、彼に次のような主の言葉があった。「さあシドンのツァレファテに行き、そこに住め。見よ。私は、そこのひとりのやもめに命じて、あなたを養うようにしている。」
彼はツァレファテへ出て行った。その町の門に着くと、ちょうどそこに、たきぎを拾い集めているひとりのやもめがいた。そこで、彼は彼女に声をかけて言った。「水差しにほんの少しの水を持って来て、私に飲ませてください。」
彼女が取りに行こうとすると、彼は彼女を呼んで言った。「一口のパンも持って来てください。」
彼女は答えた。「あなたの神、主は生きておられます。私は焼いたパンを持っておりません。ただ、かめの中に一握りの粉と、つぼにほんの少しの油があるだけです。ご覧のとおり、二、三本のたきぎを集め、帰って行って、私と私の息子のためにそれを調理し、それを食べて、死のうとしているのです。」
エリヤは彼女に言った。「恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。しかし、まず、私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。それから後に、あなたとあなたの子どものために作りなさい。イスラエルの神、主が、こう仰せられるからです。『主が地の上に雨を降らせる日までは、そのかめの粉は尽きず、そのつぼの油はなくならない。』」
彼女は行って、エリヤの言葉のとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。エリヤを通して言われた主の言葉のとおり、かめの粉は尽きず、つぼの油はなくならなかった。
これらのことがあって後、この家の主婦の息子が病気になった。その子の病気は非常に重くなり、ついに息を引き取った。
彼女はエリヤに言った。「神の人よ。あなたはいったい私にどうしようとなさるのですか。あなたは私の罪を思い知らせ、私の息子を死なせるために来られたのですか。」
彼は彼女に、「あなたの息子を私によこしなさい。」と言って、その子を彼女のふところから受け取り、彼が泊まっていた屋上の部屋にかかえて上がり、その子を自分の寝台の上に横たえた。
彼は主に祈って言った。「私の神、主よ。私を世話してくれたこのやもめにさえもわざわいを下して、彼女の息子を死なせるのですか。」
そして、彼は三度、その子の上に身を伏せて、主に祈って言った。「私の神、主よ。どうか、この子のいのちをこの子のうちに返してください。」
主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のうちに返り、その子は生き返った。そこで、エリヤはその子を抱いて、屋上の部屋から家の中に降りて来て、その子の母親に渡した。そして、エリヤは言った。「ご覧、あなたの息子は生きている。」
その女はエリヤに言った。「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主の言葉が真実であることを知りました。」(第一列王記17:8～17:24)』ナインのやもめもきっと同じように、イエス様が神の人であることを知ったに違いありません。》
