• 日々のみ言葉 2017年2月28日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年2月28日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書7章21節】
    7:21 ちょうどそのころ、イエスは、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやし、また多くの盲人を見えるようにされた。

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、カペナウムからナインの町に来られました。ナインの町に入ろうとした時に、門から葬儀の行列が出て来たのです。イエス様は、やもめのひとり息子を生き返らせました。その光景を、葬儀に参加していたナインの多くの人々は、見たのです。

     さてその後、一体何が起こったのでしょうか。聖書には書かれてはいませんが、推測したいと思います。

     まず、死んだひとり息子を生き返らせてもらった母親はどうするでしょうか。そのまま「はい、さようなら」でしょうか。
     もし私が母親でしたら、息子と共にイエス様を自分の家に案内し、おおいに持て成すことを、ぜひさせていただきたいと思います。
     こんな素晴らしい奇蹟の御わざをしてくださった主イエス様に、感謝しない人がいるでしょうか。共に喜んでほしいために、葬儀に参加してくれた町の人々も、やもめの家に招かれたのではないでしょうか。

     やもめですから、貧乏だった可能性は非常に高いでしょう。それゆえ近所の人々が、たくさんの品物を持って来てくれてイエス様と弟子たちと人々を持て成し、ひとり息子が生き返ったことを、共に喜んだに違いありません。ぶどう酒も振る舞われたでしょう。

     イエス様が、シモン・ペテロの家に来られた時のことを思いおこして見ましょう。
     マルコは、
    『イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家にはいられた。ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床に着いていたので、人々はさっそく彼女のことをイエスに知らせた。
     イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は彼らをもてなした。
     夕方になった。日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた者をみな、イエスのもとに連れて来た。こうして町中の者が戸口に集まって来た。
    イエスは、さまざまの病気にかかっている多くの人をお直しになり、また多くの悪霊を追い出された。(マルコの福音書1:29~1:34から)』と、書き記しています。

     おそらくナインの町の人々も、この時と同じように、病人や悪霊につかれた人をみな、連れて来て、やもめの家に駆けつけたに違いありません。
     イエス様は、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやされたのです。ナインの町に、喜びが持たされたのです。そればかりではありません。何と、多くの盲人を見えるようにされたと言うではありませんか。

     ルカの記述が本当ならば、これは二・三人の話ではありません。数え切れないほどの盲人が、見えるようにされたのです。
     その時、彼らが初めて目にしたお方はどなただったでしょうか。それは、まことの人であられ、それと同時にまことの神様であられる救い主、御子イエス様だったのです。

     その日ナインの町には、喜びの叫び声が一日中響き渡ったことは、言うまでもありません。》

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