• 日々のみ言葉 2017年3月19日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年3月19日(日)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書7章44節~46節】
    7:44 そしてその女のほうを向いて、シモンに言われた。「この女を見ましたか。私がこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙で私の足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。
    7:45 あなたは、口づけしてくれなかったが、この女は、私がはいって来たときから足に口づけしてやめませんでした。
    7:46 あなたは、私の頭に油を塗ってくれなかったが、この女は、私の足に香油を塗ってくれました。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。

     イエス様は、パリサイ人シモンに三つの点を指摘されました。

     一つ目は、
    「あなたは足を洗う水をくれなかった。」

     二つ目は
    「あなたは、口づけしてくれなかった。」

    そして三日目が、
    「あなたは、私の頭に油を塗ってくれなかった。」と言うことです。

     イエス様はこう言われました。「この女を見ましたか。」

     パリサイ人シモンも、そして十二使徒たちも、ひとりの女がイエス様にしたことを見ていました。

     しかしイエス様の言われたことは、少し意味が違うのです。それは視点を変えて見ると言うことなのです。

     突然、自分の家にいかがわしい身なりをした女性が入って来て、香油のはいった石膏のつぼを持って来て、泣きながら、イエス様のうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗ったことを、シモンもまた弟子たちも、しっかりと見ていたのです。

     おそらくシモンも弟子たちも、息つく間もないほどに驚き、またその女性の行動を凝視していたに違いありません。その時、まさに時間が止まったかのようでした。
     その場を支配していたのは、家の主人であるシモンではなく、間違いなくその女性であったのです。

     イエス様は、続けて言われます。
    「私がこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙で私の足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。あなたは、口づけしてくれなかったが、この女は、私がはいって来たときから足に口づけしてやめませんでした。あなたは、私の頭に油を塗ってくれなかったが、この女は、私の足に香油を塗ってくれました。」

     つまり、この女性は、どんなに深くイエス様を愛しているか、また感動し感謝しているのかを、行ないによって示したのです。

     その行ないこそ、彼女が犯して来たすべての罪が赦された証拠であり、また救われたしるしなのです。

     信仰とは、私たちとイエス様との関係ではなく、私、すなわち個人とイエス様との関係なのです。
     彼女とイエス様との関係であり、それはしもべと主の関係、その人と神様との関係なのです。その間には、誰も入ることが出来ないのです。
     彼女にとって、イエス様は、まことの救い主であり、メシヤであったのです。彼女は、まさしくイエス様と出会ったのです。》

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