◇◆◇日々のみ言葉
2017年3月24日(金)
◎聖書箇所 【ルカの福音書8章1節】
8:1 その後、イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。十二弟子もお供をした。
◎ショートメッセージ
《イエス様のミニストリーは、神の国についての教えでした。神の国とは、まさしくイザヤ書に預言されていたとおりのものでした。
イザヤ書には、こう書かれています。
『神である主の霊が、私の上にある。主は私に油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、私を遣わされた。
捕われ人には解放を、囚人には釈放を告げ、主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、悲しみの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。彼らは、義の樫の木、栄光を現わす主の植木と呼ばれよう。(イザヤ書61:1~61:3)』
『荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、サフランのように花を咲かせる。盛んに花を咲かせ、喜び喜んで歌う。レバノンの栄光と、カルメルやシャロンの威光をこれに賜わるので、彼らは主の栄光、私たちの神の威光を見る。弱った手を強め、よろめくひざをしっかりさせよ。
心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」
そのとき、盲人の目は開かれ、耳しいた者の耳はあけられる。そのとき、足なえは鹿のようにとびはね、おしの舌は喜び歌う。荒野に水がわき出し、荒地に川が流れるからだ。(イザヤ書35:1~35:6)』
イエス様は、多くの病をいやされました。病とは、具体的に熱病や、らい病などを指します。また多くの煩いをもいやされました。
煩いとは、目が見えないこと、耳が聞こえないこと、口がきけないこと、手や足が萎えていることなどを指します。
そして悪霊を追い出されたのです。当時の一番の問題は悪霊によるものでした。今も開発途上国においては、悪霊の具体的な現われが起こります。
しかし先進諸国においては、悪霊は自分たちの存在を隠しとおすことに成功しています。多くの犯罪の影には、悪魔・悪霊どもの働きがあるのです。
この当時のイエス様のミニストリーは、最高潮の時を迎えていたと言っても良いでしょう。町から町へ、村から村へと渡り歩いて行くには、イエス様お一人だけでは、当然難しいことは言うまでもありません。
イエス様と共に行動し、イエス様の働きを支える人々が必要であったことは、もちろんです。
この時のイエス様は、まことの神様であられましたが、それと同時にまことの人間でもあられたのです。
私たちと同じ人間ならば、お腹も空きますし、喉も渇きます。また疲れたら休憩が必要ですし、夜には休む所ももちろん必要です。それを支えた人々が存在したからこそ、尊い働きがお出来になられたのです。
その人々とは、まず十二使徒たちが筆頭にあげられます。彼らはもちろん全てを捨ててイエス様にお仕えしていたのです。》