◇◆◇日々のみ言葉
2017年7月14日(金)
◎聖書箇所 【ルカの福音書10章20節】
10:20「だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」
◎ショートメッセージ
《「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」
「私が見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。
確かに、私は、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。」
そして続いて言われたことが、本日の聖書箇所となります。
「悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。」
ここで、大切な真理を主イエス様は、私たちに教えています。
「悪霊」とは、誰でしたか。そうです。数日前に学んだように、彼らは堕落した御使い、すなわち天使であったのです。
一人の御使いの力はどのようなものであったのか、聖書に、はっきりと書かれています。
第二サムエル記によりますと、
『ダビデは、民を数えて後、良心のとがめを感じた。そこで、ダビデは主に言った。
「私は、このようなことをして、大きな罪を犯しました。主よ。今、あなたのしもべの咎を見のがしてください。私はほんとうに愚かなことをしました。」
朝ダビデが起きると、次のような主の言葉がダビデの先見者である預言者ガドにあった。
「行って、ダビデに告げよ。『主はこう仰せられる。私があなたに負わせる三つのことがある。そのうち一つを選べ。私はあなたのためにそれをしよう。』」
ガドはダビデのもとに行き、彼に告げて言った。
「七年間のききんが、あなたの国に来るのがよいか。三か月間、あなたは仇の前を逃げ、仇があなたを追うのがよいか。三日間、あなたの国に疫病があるのがよいか。今、よく考えて、私を遣わされた方に、何と答えたらよいかを決めてください。」
ダビデはガドに言った。「それは私には非常につらいことです。主の手に陥ることにしましょう。主のあわれみは深いからです。人の手には陥りたくありません。」
すると、主は、その朝から、定められた時まで、イスラエルに疫病を下されたので、ダンからベエル・シェバに至るまで、民のうち七万人が死んだ。御使いが、エルサレムに手を伸べて、これを滅ぼそうとしたとき、主はわざわいを下すことを思い直し、民を滅ぼしている御使いに仰せられた。
「もう十分だ。あなたの手を引け。」
主の使いは、エブス人アラウナの打ち場のかたわらにいた。ダビデは、民を打っている御使いを見たとき、主に言った。
「罪を犯したのは、この私です。私が悪いことをしたのです。この羊の群れがいったい何をしたというのでしょう。どうか、あなたの御手を、私と私の一家に下してください。」(第二サムエル記24:10~24:17)』と書かれています。
ここから、たった一人の御使いであっても、七万人を滅ぼし、そればかりではなくエルサレムをも滅ぼすことが出来るのです。
悪魔・悪霊どもは、確かに堕落しましたが、その力は、御使いであった時と同じままなのです。
つまり人間には、悪魔・悪霊どもに打ち勝つ力など、あるはずがありません。その権威の源こそが、主イエス様の御名なのです。この御名にこそ、権威が秘められているのです。明日は、同じ箇所からの続きとなります。》