◇◆◇日々のみ言葉
2017年7月17日(月)
◎聖書箇所 【ルカの福音書10章22節】
10:22「すべてのものが、私の父から、私に渡されています。それで、子が誰であるかは、父の他には知る者がありません。また父が誰であるかは、子と、子が父を知らせようと心に定めた人たちの他は、誰も知る者がありません。」
◎ショートメッセージ
《ちょうどこのとき、イエス様は、聖霊様によって喜びにあふれて言われました。
「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。」
これは、聖霊様と子なる神イエス様が、つまり三位一体の神様の二人の人格が、父なる神様に栄光を帰しておられるのです。
父なる神様に向けての祈りとも言えるでしょう。
本日は、イエス様が、天に向けて、祈られ語られたお言葉の後半から学んで行きます。
「すべてのものが、私の父から、私に渡されています。」
パウロは、こう言います。
『御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた(あるいは存在された)方です。
なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです。御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。(コロサイ人への手紙1:15~1:17)』
旧約聖書も新約聖書も、イエス・キリストこそが、まことの神様であり、救い主であることを明確にしているとも言えます。
「子が誰であるかは、父の他には知る者がありません。」
天地創造主なるヤーヴェなる神様。そのお方は、一人でありながら、三つの人格を持っておられるのです。すべての源である父なる神様は、イエス様が誰であるのかを知っておられるのです。そしてイエス様も父を知っておられるのです。
『そして天から声がした。「あなたは、私の愛する子、私はあなたを喜ぶ。」(マルコの福音書1:11)』
「また父が誰であるかは、子と、子が父を知らせようと心に定めた人たちの他は、誰も知る者がありません。」
イエス様は弟子たちに言われました。
『「あなたがたは、もし私を知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。」
ピリポはイエスに言った。「主よ。私たちに父を見せてください。そうすれば満足します。」
イエスは彼に言われた。「ピリポ。こんなに長い間あなたがたと一緒にいるのに、あなたは私を知らなかったのですか。私を見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてください。』と言うのですか。(ヨハネの福音書14:7~14:9)』
イエス様こそ、神様の全き現われなるお方です。このお方によって、創造主なる唯一の神様が啓示されたのです。》