◇◆◇日々のみ言葉
2017年8月3日(木)
◎聖書箇所 【ルカの福音書11章2節~4節】
11:2そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
11:3 私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
11:4 私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
◎ショートメッセージ
《昨日は、
『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。』の内容について考えて見ました。今日は、後半部分について考えて見たいと思います。
まずは「私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。」と言う祈りについてです。
私たちは、肉の体を持っています。よって体と健康を維持するには、一日三食の食事と水が必要です。
「私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。」
これは、何の仕事もしないで、こればかり唱えていれば、自然に食物と水が与えられると言うことではありません。あなたに仕事が与えられていることも、すべてが主の恵みなのです。
例え、あなたが汗水流して畑で育てた野菜であっても、果物であっても、それはあなたの力ではなく、すべてが主の恵みなのです。
仕事を与えてくださったのは主です。畑にたくさんの実りを実らせてくださったのは、主なのです。
だからこそ、この祈りを覚える必要があるのです。そして毎食時に、心から感謝を捧げるべきなのです。日ごとの糧を備え給ふ主イエス様を誉め称えるべきなのです。
「私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。」
なぜ私たちは、罪を犯すのでしょうか。確かに、イエス様を信じ救われた時には、その瞬間まで犯して来た罪は、すべて赦され、清められています。
しかしその後も、私たちはやはり罪を犯してしまうものなのです。もし罪を犯さないとしたら、それはもはや人間ではありません。なぜなら一つも罪を犯さなかったのは、イエス様ただひとりなのですから。
それだからこそ、日々「私たちの罪をお赦しください。」と主の御元に来て、許しを請い、聖められる必要があるのです。
「私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。」
そして、十字架によって罪赦された私たちは、その十字架のゆえに、人が自分に対して犯した罪を赦すべきなのです。これは自分の力では出来ないことです。これは聖霊様の助けがなければ出来ないことなのです。
そして最後は、「私たちを試みに会わせないでください。」と言う祈りです。
実はこれは誤訳です。「試み」ではなく「誘惑」が正しいのです。なぜなら「試み」は神様から来るのですが、「誘惑」は悪魔が持って来るからです。
「誘惑」から守って下さるよう、お祈りすることは、とても大切なことです。特に男性の場合には。》