• 日々のみ言葉 2017年9月1日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年9月1日(金)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書11章47節~48節】
    11:47「忌まわしいことだ。あなたがたは、預言者たちの墓を建てている。しかし、あなたがたの先祖は預言者たちを殺したのです。
    11:48 そのようにして、あなたがたは、自分の先祖のしたことの証人となり、それを認めています。なぜなら、あなたがたの先祖が預言者たちを殺し、あなたがたがその墓を建てているからです。」

    ◎ショートメッセージ
    《マタイの福音書 23章には、イエス様がパリサイ人に話されたことが書き記されています。

     その内容は、ルカの福音書に書かれたことと、ほぼ同じですが、マタイの福音書の方が、さらに詳しく書かれています。
     と言うことは、イエス様は、パリサイ人に何度も同じことを語られたと言うことです。なぜならルカは、一人のパリサイ人の家にイエス様が食卓に招かれた時に語られたことを書き記してますが、マタイは、イエス様が群衆に向かって語られた時のことを書き記しているからです。

     マタイの福音書には、
    『「忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは預言者の墓を建て、義人の記念碑を飾って、『私たちが、先祖の時代に生きていたら、預言者たちの血を流すような仲間にはならなかっただろう。』と言います。
     こうして、預言者を殺した者たちの子孫だと、自分で証言しています。あなたがたも先祖の罪の目盛りの不足分を満たしなさい。
     おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう。
     だから、私が預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
     それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
     まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。私は、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
    あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決して私を見ることはありません。」(マタイの福音書23:29~23:39)』と、イエス様の言葉が書き記されています。

     イエス様が語られたその真意は、「悔い改めて神の御子である私を信じなさい。」と言うことです。
     なぜこのように彼らに言われたのでしょうか。それは彼らが、政治的に、また宗教的にもユダヤの指導者であったからです。

     そしてユダヤの指導者たちに向けられた言葉は、聖都エルサレムへの預言でもあります。

     しかし彼らは悔い改めることはもとより、イエス様を十字架につけて殺します。そしてイエス様の十字架から、四十年後の紀元70年に、イエス様が預言された報復が、エルサレムに成就することになるのです。

     そうならない為にも、まだその預言が成就する前に、イエス様は彼らに「悔い改め」を迫られたのです。》

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