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日々のみ言葉 2017年9月10日(日)
◇◆◇日々のみ言葉
2017年9月10日(日)
◎聖書箇所 【ルカの福音書12章7節】
12:7 「それどころか、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」◎ショートメッセージ
《マタイの福音書に書かれた、ほぼ同じ内容の記事を見ますと、『「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。(マタイの福音書10:29～10:31)』と書かれています。
ルカとマタイとを比較しますと、多少ですが、イエス様の言われた表現に微妙な違いが感じられます。
さて、本文を見ることにしましょう。
「それどころか」とは、
『天におられる父なる神様にとっては、おまけの雀の一羽でも、忘れられてはいませんし、また父なる神様の許しなしに死ぬことはない、それ以上に』、と言うことなのです。「あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。」
これは、ある意味においては比喩であります。
私たちの頭の毛は、一体何本なのでしょうか。おそらく自分で自分の頭の毛を数えた人は誰もいないかと思われますが、成人した日本人の髪の毛の平均は、約10万本程度と言われています。多い人で13～14万本、少ない人で6～7万本とかなりの幅があるようです。また一日に抜ける髪の本数は、平均50本～80本だそうです。
つまり、それほどに神様は私たち自身を良く知っておられると言うことです。そして、それだけではなく、常に関心をお持ちであり、常に見ておられると言うことなのです。
人は、自分が自分を、一番良く知っていると大きな誤解と勘違いがあるようですが、その本人よりも配偶者の方が良く知っていると言われています。本人よりも他人の方が、良く見えているとも言えそうです。しかし創造主であられる神様は、ご自身が造ったものを、完全にご存知なのです。
「だから恐れることはありません」
私たちは、恐れる必要はないのです。
「恐れるな」と言う言葉は、聖書の中に365回出て来ます。と言うことは、一年、いや毎日恐れるな、恐れてはならない、とイエス様は言われるのです。私たちが一番恐れるのは何でしょうか。「死」ですか、それとも「人間」ですか、「明日」でしょうか。
イエス様は、愛する弟子たちに何と言われましたか。
「見よ。私は、世の終わりまで、あなたがたと共にいます。」神様が、私の味方であるとしたら、一体何を恐れる必要があるのでしょうか。
『イエス・キリストは昨日も今日も、いつまでも同じです。(ヘブル人への手紙13:8)』》
