• 日々のみ言葉 2017年9月26日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年9月26日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書12章29節~30節】
    12:29「何を食べたらよいか、何を飲んだらよいか、と捜し求めることをやめ、気をもむことをやめなさい。
    12:30これらはみな、この世の異邦人たちが切に求めているものです。しかし、あなたがたの父は、それがあなたがたにも必要であることを知っておられます。」

    ◎ショートメッセージ
    《「五千人の給食の奇蹟」は、四つのすべての福音書に記載されています。

     ヨハネの福音書によりますと、
    『その後、イエスはガリラヤの湖、すなわち、テベリヤの湖の向こう岸へ行かれた。大ぜいの人の群れがイエスにつき従っていた。それはイエスが病人たちになさっていたしるしを見たからである。イエスは山に登り、弟子たちとともにそこにすわられた。
     さて、ユダヤ人の祭りである過越が間近になっていた。イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。
    「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
     もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
     ピリポはイエスに答えた。
    「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
     弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
    「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
     イエスは言われた。
    「人々をすわらせなさい。」
     その場所には草が多かった。そこで男たちはすわった。その数はおよそ五千人であった。
     そこで、イエスはパンを取り、感謝をささげてから、すわっている人々に分けてやられた。また、小さい魚も同じようにして、彼らにほしいだけ分けられた。そして、彼らが十分食べたとき、弟子たちに言われた。
    「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」
     彼らは集めてみた。すると、大麦のパン五つから出て来たパン切れを、人々が食べたうえ、なお余ったもので十二のかごがいっぱいになった。(ヨハネの福音書6:1~6:13)』と書かれています。

     特に大切なことは、人々が満腹した後に余ったパン切れが、十二使徒たちが、イエス様が裂いて増やされたパンを運んだ十二のかごいっぱいになったことです。
     この時には、イエス様も十二使徒たちも、そして他の弟子たちも、パンと干した魚を食べて満腹になっていたことはもちろんなのです。
     それでは、この余った十二のかごにいっぱいになったパン切れは何なのでしょうか。それは、彼らの報酬の分なのです。

     イエス様は、父なる神様が、私たちに肉の糧が必要なことをご存じだと言われます。もちろん水もです。特にユダヤでは真水は非常に貴重だからです。

     ヨハネは、その福音書を書いた理由をこのように述べています。
    『この書には書かれていないが、まだほかの多くのしるしをも、イエスは弟子たちの前で行なわれた。しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。(ヨハネの福音書20:30~20:31)』

     私たちのことを、神様が心配してくださるのです。それだからこそ、イエス様は、「気をもむことをやめなさい。」と言われるのです。明日も同じ箇所から学びます。》

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