◇◆◇日々のみ言葉
2017年9月28日(木)
◎聖書箇所 【ルカの福音書12章31節】
12:31「何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。」
◎ショートメッセージ
《マタイの福音書によりますと、もっと詳細にわたってイエス様は教えています。
『「そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイの福音書6:31~6:34)』となっています。
「何はともあれ」とは、「第一に」と言うことと同じです。どんなものや、どんなことよりも最優先にせよ、と言う意味です。
それでは、「神の国」とは何でしょうか。まだこの世は、この世のままです。イエス様が再臨されて、地上に「千年王国」を建設されるまでは、どうやらまだ若干、時間が残されているようです。
主イエス様の再臨が近いと言うことは、間違いありません。私たちはまさしく終末の時代に生きています。いや、あえて言うならば、最も光栄のある時代に生かされているのです。
十二使徒たちや、旧約時代の多くの預言者たちが、自分たちのその目で見たい、と願った時代に生かされているのです。
「神の国」とは、イエス様が治める国のことであり、それは「主のご臨在される所」と言うことなのです。
私たち、主を信じる者たちは、イエス様のご臨在を、聖霊様のご臨在を求めなさい、と言うことなのです。
使徒パウロの言う通りです。
『私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。(ガラテヤ人への手紙5:16)』
そして「神の義」とは、「救い」の何ものでもありません。そしてそれは「永遠のいのち」を指しています。
私たちは、イエス様の十字架によって、永遠のいのちを与えられたのです。その永遠のいのちを、求め続けなさい。つまり、神様中心の生活を心がけなさい、と言うことなのです。
そして、「救われたのは、救うため」なのです。一人でも多くの人々を、主イエス様の御元に連れて来ようではありませんか。その後は、聖霊様が成してくださいます。
「何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。」
最後に、私たちの肉の糧は、「それに加えて」、つまりすでにいただいた「罪の赦し」と「永遠のいのち」と共に、添えて与えられるのです。何と言う恵みでしょうか!》