◇◆◇日々のみ言葉
2017年9月29日(金)
◎聖書箇所 【ルカの福音書12章32節】
12:32「小さな群れよ。恐れることはありません。あなたがたの父である神は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」
◎ショートメッセージ
《イエス様は言われました。
「何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。」
クリスチャンになることは、かなりの決意がいることかも知れません。実際に私が、主イエス様を信じる時には、そうでしたし、また洗礼(バプテスマ)を受ける時もそうでした。
しかし今思えば、そのすべてが神様の恵みと哀れみであったことが分かります。決心するまでの、あの迷いの時は、サタンの妨害であったと思っています。
当時、主イエス様を信じる者たちの群れは、イエス様が言われた通り「小さな群れ」でした。しかし、今の日本においても、クリスチャンの数は、国民の0.1%と言われています。まさに「小さな群れ」なのです。
当時のエルサレムにおいて、イエス様の公生涯の最後の方では、ユダヤ人たちは、イエス様を「キリスト」として信じる者たちを迫害していたのです。
ヨハネの福音書によりますと、
『彼の両親がこう言ったのは、ユダヤ人たちを恐れたからであった。すでにユダヤ人たちは、イエスをキリストであると告白する者があれば、その者を会堂から追放すると決めていたからである。(ヨハネの福音書9:22)』と書かれています。
これはユダヤ社会から締め出されることを意味しており、まさに異邦人と同じ扱いを受けることになるのです。
当時のユダヤにおいて、すでに会堂から追放されていたのは、羊飼いたちと取税人でした。彼らは、人間扱いされていなかったのです。
イエス様がベツレヘムにおいてお生まれになった時、天使ガブリエルは、その喜びの訪れを、最初に羊飼いに知らせたことを、私たちは知っています。
また、主イエス様が十字架において死なれる七日前に、エリコの取税人の頭ザアカイが救われたことを、私たちは知っています。
「恐れることはありません。」
主イエス様を信じ従う者に、天のお父様は喜んで「御国」を与えてくださるのです。
それは、上にある天の住まいはもちろん、この世においても、私たちが御国の一員であることには、変わらない、神様の守りと恵みがあるのです。
基本的生活である衣食住は与えられます。神様は生きておられるのです。何も出来ない偶像を私たちは、拝んでいるのではありません。
神の御子でありながら、人としてこの世に来てくださり、私たちのすべての罪を背負われて、十字架上で死んでくださったお方は、確かに三日目によみがえられました。
今も生きておられるのです。
それだからこそ、「恐れることはありません。」と言われるのです。》