• 日々のみ言葉 2017年10月1日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年10月1日(日)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書12章35節】
    12:35「腰に帯を締め、あかりをともしていなさい。」

    ◎ショートメッセージ
    《ルカの福音書12章35節から40節は、ルカ独特の文書と言われています。これは、主イエス様の再臨を待つしもべのことを表わしていると言われています。

     当時のユダヤ人の着物は、長い為に、機敏な動きを要する時には、しっかりと腰に帯を締め、巻き上げなければなりませんでした。和服に、帯でたすき掛けをするようなものです。
     要するに、主イエス様が再臨される時の準備を、どんな時でも怠らないように、と言うことです。

     また「あかりをともしていなさい。」とは。

     イスラエルの結婚式には、花婿が花嫁の所に夜、訪ねて来るのです。その時に、花婿を迎える為の灯火を灯しなさい。灯し続けていなさい、と言うことです。

     新約聖書においては、「教会」は花嫁に例えられています。そしてもちろん花婿は、主イエス様です。

     また、しばしば「あかり」は、聖霊様を表わしています。当時の灯火(ともしび)は、オリーブ油によるものでした。この油は、聖霊様を予表しているとも言えます。

     日本の四字熟語の中に「油断大敵」と言う言葉がありますが、油が切れてしまったなら、灯火は消えてしまいます。何時でも、聖霊様の油を絶やさないようにしなさい、と言う意味でもあるのです。

     ペテロは、このように説明しています。
    『ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストの現われのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。(第Ⅰペテロ1:13)』

     十二使徒やパウロを始め、当時の弟子たちは、自分たちが生きている間に、主イエス様の再臨があることを信じて、待ち望んでいたのです。
     まさか、二千年以上の時が経過するとは、夢にも思っていなかったことでしょう。今は、まさしく「終わりの時代」です。イエス様は、近い将来、必ず来られます。

     まず始めに、花嫁である教会を迎える為に、空中再臨されます。私たちは、その時が何時来ても良いように、日々備え、そしていつものように、与えられている仕事に、また奉仕に専念して行かなければなりません。

     何度も言うようですが、聖書は「怠け者」を決して容認してはいません。私たちは、明日再臨があるかも知れないと思うと同時に、主は日本に猶予を与えてくださり、まだ十数年以上の時が残されている、と言う思いを持って、この世の光として、地の塩として生きて行かなければならないのです。》

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