• 日々のみ言葉 2017年12月24日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年12月24日(日)

    ◎聖書箇所 【マタイの福音書1章18節~25節】
    1:18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。
    1:19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
    1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
    1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
    1:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
    1:23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
    1:24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
    1:25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。

    ◎ショートメッセージ
    《2017年もいよいよ押し迫ってまいりました。またクリスマス・イブの日がやって来ました。
     クリスマス・イブとはクリスマスの前夜であることを意味しますが、ユダヤ暦では、新しい一日が日没、すなわち午後6時から始まりますから、24日の夜は、すでにクリスマスの25日となることから、クリスマス・イブ(すでにクリスマス)としてお祝いするのです。

     さてイエス様は、おそらく今のローマ暦の24日の夕方以降に生まれたとされています。もちろん正確な時間は分かりません。これはあくまでも私個人の憶測ですが、午後9時頃ではないでしょうか。
     なぜならイエス様は午前9時に十字架にかけられるからです。

     さて、天地創造されたヤーヴェなる神様は、人類への最大のプレゼントをして下さいました。その日がクリスマスです。
     その日、父なる神様は、そのひとり子なる神様を人として、この世に送って下さったのです。
     神様は、その為に、ダビデの子孫のひとりの処女をお選びになりました。当時、多くのダビデの血筋を持つ若い乙女たちは、自分が救い主を宿すかも知れないと、期待に胸躍らせていたのです。マリヤもそのひとりであったことでしょう。
     
     イザヤ書には、
    『そこでイザヤは言った。「さあ、聞け。ダビデの家よ。あなたがたは、人々を煩わすのは小さなこととし、私の神までも煩わすのか。それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。(イザヤ書7:13~7:14)』と書かれています。

     しかしマリヤには、婚約者ヨセフがいたのです。そのヨセフの粋な計らいが無かったのなら、救い主は生まれて来なかったかも知れません。
     神様の不思議な摂理と選びと、その預言の成就の確かさから、みどり子なるイエス様が誕生することになります。

     イエスとは、当時ではありふれた名前であり、モーゼの従者ヌンの子ヨシュアと同じ名前です。つまりヘブル語ヨシュア(イエシュア)のギリシャ語音読がイエスースであり、イエスなのです。その意味は「主は救い」です。

     今から二千年ほど前に救い主は来て下さいました。何の為に。十字架にかかって死ぬ為にです。
     明日もクリスマスのことについて考えて見ましょう。》

Comments are closed.