• 日々のみ言葉 2018年1月16日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年1月16日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書17章25節】
    17:25「しかし、人の子はまず、多くの苦しみを受け、この時代に捨てられなければなりません。」

    ◎ショートメッセージ
    《主イエス様は公生涯において三度、受難予告をされました。

     一回目は、ピリポ・カイザリヤで、ペテロが「キリスト告白」をした時に。
    『そのとき、イエスは、ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、と弟子たちを戒められた。
     その時から、イエス・キリストは、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを弟子たちに示し始められた。(マタイの福音書16:20~16:21)』

     二回目は、ヘルモン山から下りて来た時に。
    『さて、一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。イエスは、人に知られたくないと思われた。
     それは、イエスは弟子たちを教えて、「人の子は人々の手に引き渡され、彼らはこれを殺す。しかし、殺されて、三日の後に、人の子はよみがえる。」と話しておられたからである。
     しかし、弟子たちは、このみ言葉が理解できなかった。また、イエスに尋ねるのを恐れていた。(マルコの福音書9:30~9:32)』

     そして三回目は、エルサレムに上って行く道すがら、十二使徒たちを呼び寄せて言われた時に。
    『さてイエスは、十二弟子をそばに呼んで、彼らに話された。「さあ、これから、私たちはエルサレムに向かって行きます。人の子について預言者たちが書いているすべてのことが実現されるのです。
     人の子は異邦人に引き渡され、そして彼らにあざけられ、はずかしめられ、つばきをかけられます。
     彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」
     しかし弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。彼らには、この言葉は隠されていて、話された事が理解できなかった。(ルカの福音書18:31~18:34)』

     そして、今日の聖書箇所は、第三回目の受難予告をされる、「ルカの福音書18:31~18:34」の前の段階に当たるのです。

     とするならば、今回をも含めて四回、受難予告をされたことになります。しかしイエス様は、弟子たちに、今まで話して来たことのまとめとして教えておられるとするならば、つじつまが合うとも思えるのです。

    「しかし、人の子はまず、多くの苦しみを受け、この時代に捨てられなければなりません。」

     これは、「十字架」の何ものでもありません。イエス様は、ご自分の国と民に捨てられ、異邦人の手に渡され、私たちの苦しみ・悲しみ・痛みをすべて背負われて、十字架に掛かられ、身代わりとなって死んで下さるのです。
     何たる恵みであり、何たる神様の慈愛であることでしょうか?。》

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