◇◆◇日々のみ言葉
2018年1月17日(水)
◎聖書箇所 【ルカの福音書17章26節~27節】
17:26「人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。
17:27 ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。」
◎ショートメッセージ
《創世記には、
『これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
ノアは三人の息子、セム、ハム、ヤペテを生んだ。
地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。
神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。
そこで、神はノアに仰せられた。
「すべての肉なるものの終わりが、私の前に来ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今私は、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。
あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。箱舟に部屋を作り、内と外とを木のやにで塗りなさい。
それを次のようにして造りなさい。箱舟の長さは三百キュビト。その幅は五十キュビト。その高さは三十キュビト。
箱舟に天窓を作り、上部から一キュビト以内にそれを仕上げなさい。また、箱舟の戸口をその側面に設け、一階と二階と三階にそれを作りなさい。
私は今、いのちの息あるすべての肉なるものを、天の下から滅ぼすために、地上の大水、大洪水を起こそうとしている。地上のすべてのものは死に絶えなければならない。
しかし、私は、あなたと契約を結ぼう。あなたは、あなたの息子たち、あなたの妻、それにあなたの息子たちの妻と一緒に箱舟にはいりなさい。(創世記6:9~6:18)』
と、書かれています。
ノアは、それから箱船を造ることにかかりますが、ノアと三人の息子たちが力を合わせて、この大きな箱船を造るのに、何と百年かかったのです。
しかも、海や川の近くではなく、かなりの高地である陸の真ん中に、このような大きな箱船を、しかも百年の年月をかけて建造するのですから、町や村の人々に取っては、格好の良い、物笑いの種になったかと思われます。
その間にノアは、なぜこの箱船を造らなければならないのか、その理由を人々に話したと思われます。
そればかりではありません。神様のご計画を伝え、共に箱船に乗るように、警告したに違いないのです。なぜなら、近所の人々の命に関わることだからです。
しかし彼らは、ノアの話には、全く耳を傾けようともせず、ノアとノアの家族を馬鹿にし、悔い改めようとはしませんでした。
そして創世記には、続けて、
『ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、そのように行なった。(創世記6:22)』と書かれています。
百年かけて、ついに箱船は完成し、ノアの家族は乗り込みます。ノアの預言通りに、やがて雨が降り始め、洪水が押し寄せることになります。
イエス様が言われた通り、
「ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。」
これは、携挙が突然にやって来ることを教えているのです。主イエス様は、パリサイ派の人たちや、律法学者に話しているのではありません。弟子たちにです。
「レフトビハインド」と言う映画が上映されたことがあります。世界中のクリスチャンが、一瞬にして、しかも同時に取り去られた後の物語なのです。
私たちは、主イエス様の再臨の直前の世界に生かされているのです。イエス様は、花嫁である教会を引き上げに来られます。だからこそ、クリスチャンは教会に集い、留まっていなければならないのです。》