◇◆◇日々のみ言葉
2018年1月18日(木)
◎聖書箇所 【ルカの福音書17章28節~30節】
17:28「また、ロトの時代にあったことと同様です。人々は食べたり、飲んだり、売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが、
17:29 ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。
17:30 人の子の現われる日にも、全くそのとおりです。」
◎ショートメッセージ
《イエス様は、弟子たちに「人の子の日」について、誰もが良く知っている話を例にあげました。
その最初の例が、ノアの箱船です。
「人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。」
そして次に話された例が、これもまた誰もが良く知っているロトのことでした。
旧約聖書には、
『夜が明けるころ、御使いたちはロトを促して言った。
「さあ立って、あなたの妻と、ここにいるふたりの娘たちを連れて行きなさい。さもないと、あなたはこの町の咎のために滅ぼし尽くされてしまおう。」
しかし彼はためらっていた。すると、その人たちは彼の手と彼の妻の手と、ふたりの娘の手をつかんだ。主の彼に対するあわれみによる。そして彼らを連れ出し、町の外に置いた。
彼らを外のほうに連れ出したとき、そのひとりは言った。
「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」
ロトは彼らに言った。
「主よ。どうか、そんなことになりませんように。ご覧ください。このしもべはあなたの心にかない、あなたは私のいのちを救って大きな恵みを与えてくださいました。しかし、私は、山に逃げることができません。わざわいが追いついて、たぶん私は死ぬでしょう。ご覧ください。あそこの町は、のがれるのに近いのです。しかもあんなに小さいのです。どうか、あそこに逃げさせてください。あんなに小さいではありませんか。私のいのちを生かしてください。」
その人は彼に言った。
「よろしい。私はこのことでも、あなたの願いを入れ、あなたの言うその町を滅ぼすまい。急いでそこへのがれなさい。あなたがあそこにはいるまでは、私は何もできないから。」
それゆえ、その町の名はツォアルと呼ばれた。太陽が地上に上ったころ、ロトはツォアルに着いた。
そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、
これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。(創世記19:15~19:25)』と書かれています。
イエス様が弟子たちに言われた「人の子の日」とは、本当の再臨の時と、空中再臨(携挙)の時の、二つの出来事を言われています。
特に、花婿イエス様が、花嫁である教会を天に引き上げられる携挙の時にこそ、このみ言葉が成就する時なのです。
なぜなら、再臨の時には、全世界の人々に、見える大きな予兆(しるし)が天に現われることになるからです。よって突然、起こることではありません。
しかし携挙は違います。ノアの洪水が突然やって来たように、またソドムとゴモラの町に、滅亡が突然やって来たように、携挙は突然に訪れるのです。
それだからこそ、私たち、主を待ち望む者は、目を覚ましていなければならないのです。》