• 日々のみ言葉 2018年3月31日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年3月31日(土)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書20章37節~38節】
    20:37「それに、死人がよみがえることについては、モーセも柴の個所で、主を、『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神。』と呼んで、このことを示しました。
    20:38 神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。というのは、神に対しては、みなが生きているからです。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日は、聖金曜日でしたので、十字架について、今一度考えて見ました。今日は、またルカの福音書の学びに戻ります。

     まず始めに、マルコの福音書の平行記事を参照として、見ることにしましょう。

     マルコによりますと、
    『イエスは彼らに言われた。
    「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからではありませんか。
     人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです。
     それに、死人がよみがえることについては、モーセの書にある柴の個所で、神がモーセにどう語られたか、あなたがたは読んだことがないのですか。
    『私は、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』とあります。
     神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。あなたがたはたいへんな思い違いをしています。」(マルコの福音書12:24 ~12:27)』と、なっています。

     ルカの福音書では、
     イエス様が
    「モーセが燃える柴の個所で、主を、『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神。』と呼んだ。」
     と言われたことになっていますが、

     マルコの福音書においては、
     イエス様が
    「聖書には、『私は、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』と書いてあることを読んだことがないのですか」と、
     言われたことになっています。

     実際には『出エジプト記』は、そうなっています。
     共観福音書において、平行記事を比べながら読む必要性は、確かにあるのです。

     さて旧約聖書には、人の復活について、二つの書にその預言がなされています。

     イザヤ書には、
    『あなたの死人は生き返り、私のなきがらはよみがえります。さめよ、喜び歌え。ちりに住む者よ。あなたの露は光の露。地は死者の霊を生き返らせます。(イザヤ書26:19)』
    、とイエス様が、そして主にあって死んだ人々が生き返り、そのなきがらもよみがえることを預言しています。

     またダニエル書には、
    『地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。(ダニエル書12:22)』と書かれていて、多くの者がよみがえることになることを預言しています。

     ここでイエス様は、驚くべき真理を語られています。
     それは、アブラハムもイサクもヤコブも確かに死んだのですが、今も生きていると言うことです。
     つまり彼らは、今は霊の状態で、自分たちが復活することを待っている、と言われるのです。

     確かに彼らの肉体は滅びました。

     しかし主イエス様が、花嫁である教会を迎えに来られる時に、彼らの肉体は復活し、空中において、その霊と結びつき、一瞬にして栄光の体へと変えられるのです。

     それゆえイエス様が言われた通り、
    「神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。というのは、神に対しては、みなが生きているから」なのです。》

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